１０８day ページ16
瀬名 泉side
「れおくん！！！！Aが！！！！」
「セナ！！！！Aが！！！！」
リムジンが走り去った正門前で王さまと同時に叫んでしまった
，
「ん〜、いまいち怪しいよな、本当に許可取ってあるのかな？」
「それを今から確かめに行くんでしょぉ」
教室への道を急ぎ足で歩けば いつの間にか全力疾走に変わっていた
3のAにつくと、教師が出席を取っていて、「遅いじゃないか瀬名」とかなんとか、ヘラヘラと言われたから腹が立った
「ほら、とっとと教室入れ。月永も自分のクラスに行けよ〜？」
「ちょ、ちょっと待ってせんせ〜！Aは！？」
「立羽？そういえば来てねぇなぁ」
まぁそのうち来るだろ、と笑う教師を見て苛立ちを覚えつつもしかしたら許可なんて取ってないんじゃないか、という選択肢が頭に浮かんだ
「Aは玲明学園か秀越学園に行くっていう許可を取ってますか」
落ち着き払った声でそう聞くも「連絡は入ってないな〜？」という教師の呑気な声が聞こえるだけ。
「ん〜、一応、椚先生とか佐賀美先生とかに俺が聞いて…」
「いい、あんたじゃ遅いからぁ、俺が行く」
驚きを隠せないクラスメイト達の顔を一巡してドアをぴしゃりと閉めた。王さまは何も言わずについてきてくれた。
＃＃＃
「…佐賀美！」
「うへぇっ！？…おう、なんだ瀬名か、びっくりしたな…お、月永も。どうしたよ？」
2のAの扉を外れそうなくらい勢いよく開けるとゆうくんの顔が目に入る。「うわ泉さん…」だって、お兄ちゃんだよゆうくん〜！！
…と、今はそんな場合じゃなくて、と自制を利かせ先生に近寄ると酒臭い。この人が元アイドルなんて信じられないよねぇ
「Aがいないんだけどぉ、なんか聞いてない？」
「はぁ？あいつのことだから猫でも追っかけてるんじゃ…ってなんでもないなんでもない、何も聞いてないけど？」
「…セナ」
れおくんがそう呟く 思わず漏れてしまった感じだ。俺も同じだから何も言えないけどねぇ
「…あんただけじゃ信用できないから、椚先生にも聞いてくるねぇ」
「ひどっ！？！？」
やはりザワザワとしている教室を見回して 2のBへ向かった。
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ねむい(プロフ) - 永遠咲さん» ありがとうございます、とても嬉しいです〜〜！これからも何卒よろしくお願い致します！ (2018年1月23日 23時) (
レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)
永遠咲(プロフ) - すごくおもしろいです！！更新楽しみにしております！お忙しいと思いますが、これからも頑張って下さい！ (2018年1月23日 19時) (レス) id: 1bcf30aa47 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - イチゴプリンさん» ありがとうございます！！今更新少し止まってますがこれからもよろしくお願いします！ (2017年12月10日 20時) (レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)
イチゴプリン - この作品めっちゃ面白いです！これからも更新頑張ってください！もっかい読み返して来よ〜ε=ヽ(*･ω･)ﾉ (2017年12月10日 19時) (レス) id: 645f74247e (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - Hikaひかりさん» まいどまいどありがとうございます〜！更新が不定期すぎますが嬉しいですありがとうございます； (2017年11月18日 21時) (レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむい | 作者ホームページ：
作成日時：2017年10月28日 16時
