来世で会えたら会いましょう！！！【あんスタ】

４day ページ5

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『というわけで死ぬまでにしたいことその１〜！』

私のために(？)今日は放課後knightsがみんな集まった。珍しい。

『世界を平和にする！！！』

「おおお！！いいぞいいぞ！Aならきっとできる！！」

「いや、現実的に考えてむりでしょぉ」

「ふふ、きっとAならできるよぉ…俺は寝るけど♫」

「凛月先輩まで…そんなことできないですよ。世界のすべてのfightは終わらせられないのです」

「んー、要するにヒーローになりたいってことなら…

流星隊の衣装貸してもらうとか♫」



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『というわけで！千秋！流星隊の衣装一回着てみたかったんだよ！！』

「A、お前！！悪党に命を奪われるというのは本当か！？

俺がその悪党を倒してやる！誰だ、名前を言え！」

少し言葉に詰まるが千秋の真剣な目を見て返す。

『…それは “病気” だよ』

「A…
俺にできることなら何でもしてやろう！ほら、着るといい！」



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『うおおおおお！かっこいいいいい！！大きいけど！！！』

「そうだろ！？」

「似合ってるぞAー！おお！インスピレーションが湧いてきた！！」

急に聞こえたシャッター音。

『泉！？今写真撮ったよね！？』

「撮ってないけど〜」

うそだい。

「ふふ、そろそろお暇しましょうか」

「Aちゃん綺麗よ…」

ちょ、一人結婚式みたいな人いた。

ちなみに凛月は寝ておる。



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瀬名 泉side

無事今日のプロデュースも終わり、学院を出る。

Aとは家が近いんだよねぇ。

『あー、１日終わっちゃった〜

これで私の余命が１日減りました！泉、今の心境をどうぞ！』

「俺はまだ、信じてないから。」

信じてないというより、信じられない、だ。

多分この目で見るまで信じられないと思う。

『えー、ここまで言って信じないって〜…

じゃあさっきの紙見る？』

Aはカバンをあさって奥底にしまいこんでいた紙を取り出す。

「…なに、これ」




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_____あと、５ヶ月。




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『だからそのままだって、あと５ヶ月で私は死にます！』


「そんなの…」

おかしい、と言おうとして俺は言葉を飲み込む。


…だってヘラヘラしてるけど、一番辛いのはこいつのはずだし。





「Aなら５ヶ月よりも生きられるでしょ、そのうざいぐらいの生命力で」


『当たり前でしょ〜、

だって死ぬまでにやりたいことの中に、









「余命よりも生きる」が入ってるからね』




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