来世で会えたら会いましょう！！！【あんスタ】

３day ページ4

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「Aさんっ！死ぬ、というのは本当ですかっ！？」

死ぬ、というのはdieを表す言葉なんですよね…？とその子は付け足す。

『うん、本当だよ、司。』

さがみん先生に用があったから職員室に来たら、偶然司に会った。

「私としたことがつい感情的に…

…１年の間でもすでに話題になっています」

『うわお！まじかぁ、有名人だね〜私』

「だから…なぜそんなにヘラヘラしているのですか？」

司が涙目で俯く。

『なにそれ可愛い反則』

「いつも…いつも、私達knightsの専属producerなのに、何も相談してくれないなんて…」

そうやって、全部一人で抱え込むところがあなたの良くないところなんですよ！と司。

『ごめんね、何も言わなくて。

私、死ぬまでに自分のしたいことをする！だからさ、

もう少し、私のわがままに、付き合ってくれる？』

「…もちろんです、お姫様。

私達knightsが、命をかけてもあなたの望みを叶えましょう」

『あはは、かっこいい』

笑っていることができるのは、君たちがいるからなんだよ。

少し背伸びをして、司の頭を撫でる。

司の目から、涙が一筋溢れた。



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『…お姉ちゃん、今まで言えなくてごめん』

「…いいのよぉ、アタシとAちゃんの仲じゃない。」

お姉ちゃんにも会った。

お姉ちゃんは私の姿を見つけると、いつものように駆け寄ってきたけど、私の肩を掴むと泣き崩れてしまった。

『そ、そんな泣くとメイクくずれちゃうよ！？』

「いいのよ、そんなの…！Aちゃんっ、アタシ、…」

『ま、まだ死なないから！余命ある！！ね！


…だから、わがままだとは思うんだけど、一緒に私のしたいことをしてほしい。』

柄でもなく真剣な目で見つめると、お姉ちゃんは顔を上げて泣き笑いを返してくれた。

「えぇ、まだ、信じられないけど…


…最期の最期まで、楽しみましょうねぇ」

まわりには、私のために泣いたり怒ったりしてくれる優しい人たちばかりだ。

だから、私は、最期の最期まで、期待に応えなくちゃいけない。


『よし、死ぬまでにやりたいことは全部やってやる！』

いつも通り、楽しむしかないでしょ！！




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