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「 ど、どうも！ 」
「 …だレ？ 」
「 さ、佐藤Aと申します！ 」
恭しく頭を下げる。携帯が滑り落ちて床で跳ねた。慌ててしゃがみこんで取ろうとするも、反対側から伸びてきた手に遮られる。
「 あ、あ、う、 」
「 はい、こレ 」
「 っあ、ありがとう！ございます！ 」
「 ところでさっき見えてしまったんだけド 」
なんでしょうか となぜか敬語で。彼の顔を直視できなくて視線は上靴に落ちる。
「 恋愛ポイント制度って、なニ？ 」
「 っえ、し、知らないの！？ 」
キミの携帯の通知で知ったヨ なんて言うけれど、知らない人がいたんだな。でも彼の携帯にも通知が来てたし、10ポイントの…と考えて顔が熱くなった。
「 実験室に篭っていたからネ 」
「 へ、へぇ… 」
それなら携帯を見ることもニュースを聞くこともないだろう と一時は納得したが、実験室 という言葉を思い出して顔を顰めた。まだまだ知らないことはたくさんありそうだ。
「 …この、10ポイントっテ 」
「 っい、忙しいのでこれで失礼します！ 」
彼が一目惚れ という言葉を口にする前に部屋を飛び出した。せっかく日々樹先輩が作ってくれたチャンスなのに、無駄にしてしまったことで涙が出そうだった。ぐっと堪えて教室まで駆けていく。
「 …わっ、 」
「 ぶ、ぶつかっちゃいましたごめんなさい！ 」
脇目も振らず走っていたからだ。肩を掴んでくれたその人の顔をゆっくり見上げた。
「 …なんだ、Aか〜 」
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フラッペ - ねむいさん» 書いてほしいです。他の細かな部分はねむい様に任せます。ねむい様の作品好きですから。お忙しい中、ありがとうございます。影ながらファンとして応援してます。 (2018年8月11日 8時) (
レス) id: 0c5a8c4f79 (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ - ねむいさん» ほんとにお返事がもらえるなんて思いませんでした。凛月が夢主に片思いする作品はめちゃ好きで何度を読み返しては泣いてます。零先輩の件考えてくださり本当に感謝感激です。私的にはバットエンド、つまり零先輩が夢主に告白して振られてしまう、失恋みたいなのを (2018年8月11日 8時) (レス) id: 0c5a8c4f79 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - フラッペさん» どんなお話かなどの詳しいリクエストをお聞かせ願えますか？もしおまかせいただけるのであれば私が自由奔放にわーーって書きます笑 (2018年8月11日 6時) (レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - フラッペさん» はじめまして、そして本当にありがとうございます！そんな風に言っていただけてとても嬉しいです。朔間零の話、考えさせていただきます。私自身多忙というわけではありませんが、時折忙しくなってしまうことがあるので遅くなってしまうかもしれません。もしよろしければ (2018年8月11日 6時) (レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)
フラッペ - ここで他作の事について書くのを許してください。ねむい様の作品で凛月が夢主に片思いする作品を読みほんとに大好きな作品にめぐり合うことができました。できればですが零先輩が夢主に片思いするのも作ってほしいです。最後にねむい様の作品は素晴らしいものばかりです (2018年8月10日 19時) (レス) id: 0c5a8c4f79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむい | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月5日 22時
