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おはようしてから、長く永い時間が経ってしまったね。夜の神さまであるあなたは、どんな世界で生きていたのか、興味があるなあ。
「甘い毒を仕込んで、花火がとっても綺麗で、黄色い光に目を細めて、気球に乗って宇宙旅行、あるはずもないことを描いた夢に魘されたり、カセットテープみたいな大往生、ブレスレットが月に光って、瞼の裏の満天の星と、ただひとつだけの“ 愛 ”を探し求めたり、流れ星が落ちてきて、“ ふたつ ”の間に雨が降ったり、それはただ普通の夏の日で」？
あなたの言ってることはちょっとわかんないけど、きっと素敵な世界だったんだね。
あれ、泣いてるの？
今日はもう、おやすみしたほうがいいよ。
また素敵な夢を見て、また明日出逢おうね。
お話は、今日はこれでお終い。
次はあなたがいつ目覚めるのかわからないけど、それがまた明日だったらいいな。
おやすみニュクス、また明日ね。
素敵な夢をみたら、そのこと、また話してね。
また明日ね、ニュクス
Good night , Nyx!
．
．
完結
＊
終わり
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作者名：ねむい | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月26日 19時
