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末澤side,

福「あー、つまんねえ…!! 」

末「たいせーうるさい黙れ」

いつもの昼休憩、生徒会室で過ごす。いつも過ごしてるのは同級生の大晴と小島と俺の三人。このメンツは生徒会のメンツや。

春に先出ち、毎年恒例の行事も終われば次の行事まで何も無い俺らは暇を持て余していた。
窓から住宅街が見える外の窓に凭れてボーっとしてると小島がこう口にした。

小「そういや、1年に可愛い転校生がやって来たらしい。その子いつも一人でいててでも男子の中では可愛いの1位なんやって」

福「へぇ、それ面白そう。堕とすとかどう？」

小「いいね、それ。な、末澤どう思う？」

確かに、その情報は面白そう。最近別の女と別れて暇してたし。でも名前は聞いたことある。覚えやすい名前やからな。確か正門やったかな。顔も写真で見た限り可愛かった。

末「それ俺にやらしてくれへん？お前らは手出さんようにな。」

福「えーまた末澤だけえ？ずる。小島が提供したのにさ」

小「いいやん、その子より可愛い子はこの学校にうじゃうじゃおるからさ」

福「あーそうやった。末澤落としてみる？」

末「うーん、前向きに考えるわ。」

という事で、こんな些細な気持ちでAに近付いた。