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その日から数日、彼は毎日のように放課後になると私の教室まで迎えに来てくれてそれに周りは私に視線を向けて驚く。
そうよね、こんな陰キャがこんな学年人気の人と付き合う？とかありえないもん。
しかも、あとから気付いたけど生徒会長の人とは…。

今までよしのりくんとしかこういう関係というか経験がない私は恋愛初心者と全く一緒の人で、どうすればいいか分からない。

歩いてる時は末澤くんは道路側を歩いてくれるのは嬉しいけど…。

末「 A今日は元気無い？どうかした？」

「 …ううん、昨日少しバイトが遅くまでになっちゃって眠たくて… 」

末「バイト？Aバイトしてるん？それに夜遅くまで？どんな仕事？」

将来よしくんとまた一緒に住みたくてバイトを最近初めてコンビニのバイトをやり始めた。

末「そこ俺ん家の近くやん、そこまで来てるん？遠くない？」

「えそうなんだ… 近くのコンビニがそこなの、」

末「えー夜遅いんやろ？終わるの。心配やから迎えいくで？」

「でも悪いよ…23時回っちゃうし外は冷えるから末澤くんが風邪ひいちゃう、」

末「そんなの気にせんでええの、それを言うのは俺の方やで？23時過ぎに可愛い子が外歩いてて危険な目にあったら俺めっちゃ嫌やもん。風邪とか、引かん身体やから平気。そうさせて？」

彼がそう言うもんだから、渋々了承した。末澤くんはどうやら過保護で心配性らしい。