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良規side,

「 …ゃ、やだ…っ」

近付いてくる叔父さんを避けて俺の背中に隠れて服の裾を握ってくる。

良「 Aに近付かんとってくれます？この事、叔母さんに話した方がいいですね。」

そう言うとムカついてそうな顔で俺の方を見てくる叔父さん、その少しあとタイミングよく叔母さんが帰ってきてくれた。

母「何騒いでるの…？Aちゃん大丈夫…？」

後ろで座り込んで軽く過呼吸起こしてるAを支えに行ってくれる叔母さん、そんな叔母さんに俺は頭の上からこう告げた。

良「その人が、自分の性欲をAを使って満足させてたんです、A、嫌がってるのに… 俺も気付いてやれなくて… 」

母「 … 、貴方それほんと？」

叔母さんが叔父さんにそう問うと黙って俯いて何も話さない。
そんな叔父さんに叔母さんはその人の頬を強く殴った。

母「ほんっと、恥ずかしい人。Aちゃん未成年なの、わなる？それにそれ以前に私のことをどう思ってたんですか？人間以下ですね、ほんとに。」

叔母さんにAと部屋に行ってなさいと言われ彼女を支えて部屋のベッドに座った。

良「よしよし … 大丈夫 … 俺が着いてるから、」

ぎゅうっと優しく抱き締めては頭を優しく撫でて手も握ってあげた。そうすると少しすると落ち着いたみたいで手の震えは少し小さくなった。