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「 …あの… っ、」

更に近付いてくる叔父さんを前に後ずさりしながら手が当たったものから色んなものが落ちていく音がする。
仕舞いには逃げる隙がなくなり壁に背中を着いてしまった。

「よそにこの関係が言い振られさせられたくなかったら私の言うことを聞いてもらう」

「 …へ… 、」

叔父さんの顔を見るのが嫌で下を向いていると変なこと言い出すから咄嗟に顔を上げるとすぐそこに顔がありゾクッとする。
少しすると私の震えてる手を自分のズボンの真ん中に手を当てられた。咄嗟に振り払おうとするとすごい力で腕を掴んできた。

「 …っ…はな、して… 」

「離さないよ。私の言ってること、分かってるよね？Aちゃん」

「 … ぇと …っ、」

「わかってるよね？！」

2回目、同じことを大きな声で耳元で言われて身体がビクリ、と大きく反応した。

「 …あの…っ、きゃっ… 」

目が合うとニヤリと不気味に笑みを浮かべては腕を引っ張られてソファーに強引に座らされ叔父さんが私の前に立った。

「ほら。早く、良規に見られたらどうすんの？恥ずかしいでしょ？」

「 …っ… 、」

何も抵抗できず、震えた手をその前に伸ばせば恐怖の時間が始まった。