決意2 ページ10
待ちに待った天体ショーが始まり、空は闇色で覆われており、散りばめられた幾千もの星が輝いていた。
「わぁぁ！Aすごいね。お星様降ってきそう。」
ラルトスは嬉しそうに星を見ており、ミズゴロウもそうだねと共感するように鳴いた。
2匹とも本当に嬉しそう。喜んでくれてるみたいで、私は幸せだ。
けれど、私はある疑問点がある。兄さんのことだ。
チャンピオンとしての仕事をしないで大丈夫なの？チャレンジャーや四天王の方に迷惑かけるよね？
『兄さん、綺麗な星を見てる中悪いんだけど、リーグに戻んなくて平気なの？』
「あぁ、それは大丈夫だよ。それにしても星がとても綺麗だ。来てよかったね。」
「そうね、私もそう思うわ。ポケモンたちも嬉しそうで何よりよ。」
今日あった事を辿っていくと、全てが今この時に繋がっている。
なんだか、今日の自分の行動一つ一つに満足したように感じた。
気を取り直し、他の角度からも星を見ようと視点を変えると、白い帽子を被った背の高い男の人がいた。
顔チラッと見てみると、とても綺麗な顔立ちをしている。服装はヘン……じゃなくてハイセンスだ。
まじまじと見ていたのか、こっちに気づいたよう。マズい、見すぎたかなと焦っている間にこっちに来た。
すみません！私は何もしてないですよぉぉ！
「やぁ、ダイゴ。こんなところで会うとは思わなかったよ。」
兄さんの知り合いなんだろう。兄さんは少し驚きながらこっちを振り返った。
「ミクリじゃないか。なぜここに？」
「あぁ、トクサネて美しい星を見れると聞いてね。
ところで、そこのダイゴにそっくりなお嬢さんは？」
『妹のAです……。この子たちはラルトスとミズゴロウ。』
「そうか、よろしくね。この子たち……良いコンディションだ。君といるのが楽しくて、安心しているのだろう。」
そう言うと、ミクリさんさんは微笑んで私のポケモンたちを褒めてくれた。
私は褒められ慣れていないから嬉しいけれど、照れ臭くて緊張する。なんだか変な気分だ。
『ありがとうございます。……兄さん、この方は兄さんの友達？』
恥ずかしいのか、もどかしいのか分からないけど、とりあえず兄さんに会話を振ってみた。
「うん、そうだよ。彼はコンテストスターとして活躍していてバトルもかなり強いんだ。」
『すごい…！』
ミクリさんはありがとうと言って、頭をポンポンした。
この時に、初めて恋心を持ったのは言うまでもない。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？せっかく凄く素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年11月11日 22時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
美風(プロフ) - 愛桜さん» 今更ながらのコメ返すみません！作者はネットコミュ障でコメ返しよう思っても、緊張で出来ませんでした(ToT)ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ この作品では思いっきりダイゴさん大誤算してるのに見てくださるなんてありがたいです！更新頑張ります(´∇｀) (2017年12月4日 2時) (レス) id: adb0bf5a1f (このIDを非表示/違反報告)
美風(プロフ) - ニカ姫さん» 今更ながらのコメ返すみません！コメントとても嬉しかったけれど、ネットのコミュニケーションになると凄くテンパりっちゃって……。ポケモンのシリーズ全部持ってるんですか？！羨ましいです┌(┌＾o＾)┐私はルビー〜SMあたりの作品ならほとんど持ってます笑 (2017年12月4日 2時) (レス) id: adb0bf5a1f (このIDを非表示/違反報告)
美風(プロフ) - 葵さん» 今更ながらのコメ返すみません！コメントとても嬉しかったんですけど、どう返していいか分からなくてテンパりましたm(_ _)m更新頑張りす！本当にありがとうございます(ToT) (2017年12月4日 2時) (レス) id: adb0bf5a1f (このIDを非表示/違反報告)
愛桜(プロフ) - ちょっと、ダイゴさんの名前が大誤算になってて笑っちゃいましたw 更新楽しみにしてます！ (2017年6月15日 22時) (レス) id: 9cc87e2711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美風 | 作成日時：2017年4月30日 3時
