一歩 3 ページ22
カロスに行く事は自分の口で言おうと思ったのに、ガッカリだよ。
家に帰ったらアイツにドロップキックだな。
ミクリさんが知っているぐらいだから、パパも知ってるはず。仕事が早いわ、アイツ。
でも、そんなこと気にしないように笑顔を作った。
『そうなんです。カロスでスタイリストとして働くかもしれないんですよ。それに、観光も友達とする予定だから楽しみにしています。』
「なるほど……。私もカロスに何回か行ったことがあるが、とても美しい地方だよ。楽しんで来てね。あと、仕事も頑張って。」
『はい。それでは、時間も時間なのでこれで失礼します。今日はありがとうございました！』
お別れの挨拶をすると、じゃあねと優しい笑顔で手を振る彼。
彼の変わらない笑顔で安心した。フィールドを後にしてポケモンセンターに向かう。
ポケモンたちを休ませなきゃ。今日はとても頑張ったし。
ポケモンセンターに入り、真っ先に受付を済ませてポケモンを回復してもらう。
その間にカフェスペースで休憩し、席に座る。
ケータイを使おう思うと驚くことに着信件数が10件超えていた。
時間帯を見たら全てバトル真っ最中のとき。
誰がこんなに電話をかけたんだと呆れるが、長い時間電話しないくてごめんよ。
電話をかけてきた相手は兄貴とパパ、そしてセレスだった。
この人たちがかけてきたのはなんとなく予想がついている。
今電話かけるのはメンドくさいし、公共の場だからやめておこう。
何回も行って行き慣れたポケモンセンターだけど、ルネのポケモンセンターは雰囲気が違って見える景色が良い。
ここの席から見える小さな青い海は、澄んでいとても綺麗。
景色に見入っていると回復が完了し、名前を呼ばれた。
「ツワブキさん、ポケモンたちはすっかり元気になりましたよ。またのご利用、お待ちしております。」
受付の女性は明るく、好感度の高い笑顔で接客した。ホントに笑顔が素敵な人は羨ましいな。
自分の悩みを掘り返しながらポケモンセンターを出て行く。
さてと、先に兄貴かパパに連絡しようか。セレスは連絡遅くても怒らないし。
小さめのカバンから黒の携帯電話を取り出し、まずは件数が多かった兄貴に電話をかけた。
『もしもし兄貴ー。バトル中だから気づかなかった。なんか用件があったの？』
〈あぁ、今ルネにいるよね。悪いのだけど至急トクサネに戻って来てくれ。〉
またメンドくさい事になりそう。この場合はまともな用件だから行かないとな。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？せっかく凄く素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年11月11日 22時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
美風(プロフ) - 愛桜さん» 今更ながらのコメ返すみません！作者はネットコミュ障でコメ返しよう思っても、緊張で出来ませんでした(ToT)ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ この作品では思いっきりダイゴさん大誤算してるのに見てくださるなんてありがたいです！更新頑張ります(´∇｀) (2017年12月4日 2時) (レス) id: adb0bf5a1f (このIDを非表示/違反報告)
美風(プロフ) - ニカ姫さん» 今更ながらのコメ返すみません！コメントとても嬉しかったけれど、ネットのコミュニケーションになると凄くテンパりっちゃって……。ポケモンのシリーズ全部持ってるんですか？！羨ましいです┌(┌＾o＾)┐私はルビー〜SMあたりの作品ならほとんど持ってます笑 (2017年12月4日 2時) (レス) id: adb0bf5a1f (このIDを非表示/違反報告)
美風(プロフ) - 葵さん» 今更ながらのコメ返すみません！コメントとても嬉しかったんですけど、どう返していいか分からなくてテンパりましたm(_ _)m更新頑張りす！本当にありがとうございます(ToT) (2017年12月4日 2時) (レス) id: adb0bf5a1f (このIDを非表示/違反報告)
愛桜(プロフ) - ちょっと、ダイゴさんの名前が大誤算になってて笑っちゃいましたw 更新楽しみにしてます！ (2017年6月15日 22時) (レス) id: 9cc87e2711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美風 | 作成日時：2017年4月30日 3時
