39時間目 ページ48
納得いかないと言うように眉間に皺を寄せるハリーにーーハグリッドは少しほっとしていたーー私は少し苦笑し
『2人とも少し待っていてくれないか？すぐ戻るから。』
扉の前に立ち
『太陽、月、光、闇の力を秘めし鍵よ
真の姿を我の前に、示せ。
契約の元、A・ペンドラゴンが命じる。
アヴァロン！！！！』
そう告げて、手のひらサイズから、1mの大きな鍵を私は扉に差し込み中に入った
中には小さな紅い薔薇のポシェットがひとつと、金貨の山、魔法道具(ゴドリック時代の物)、宝石やらがはるか彼方まで広がっていた
『おいおい………前回きた時より増えてないか？』
若干顔が引きつるような気がしたが、気にせずに魔法を使ってーー魔法省対策はバッチリしてあるから問題なく使えるーー金貨を大量に詰めて行く
因みにこのポシェットには大まかにいって、検知不可能拡大呪文と亜空間拡大魔法、整理整頓魔法がかかっていて、どれだけものを詰めようがどんな入れ方をしようがポシェットが変形することはなく、重量もない為、どんな大きさのものでも楽々入れることができる便利な鞄なのだ。(ただし私が許可しない限り、私以外が出し入れすることはできないが)
(作者、超〜便利やないか〜！？)
まぁ、イメージとしては某青狸の四次元ポケットを想像してくれるといいかもしれない
私は一通り必要なものなどを詰め終わり、忘れ物がないかを見渡しながら、静かにそこを去ったのだった
扉を開けて、鍵を小さく戻してからポシェットに仕舞う。(因みにオートロックなので鍵をかける必要がない)
ハグリッドが「次は713番金庫を頼む。ところでもうちーっとゆっくり行けんか？」とグリップフックに訪ね、それを彼が「速度は一定となっております。」と一刀両断にするのを聞きながら、私はハリーに手を貸してもらってトロッコに再び乗り込んだ
そしてそのまま彼の隣に腰掛ける
「あれ？A、お金は？」
もしかしてなかった……？と心配そうにこちらを見るハリーに、私がポシェットを指差しこの中に入っていることを告げると、目を丸くしたハリーが紅い薔薇のポシェットと私を交互に見始めたので、私はクスリと笑った
『リリー母さんの筆跡でこれにお金を入れなさいって書いてあったんだ。幾らいれても大丈夫な魔法がかかっているんだって。』
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かみきれ(プロフ) - すいません、前言撤回！次のページから読みやすくなってました。変なところでコメントしてごめんなさい！ (2023年4月17日 19時) (
レス) @page10 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
かみきれ(プロフ) - 面白いんだけど……中途半端なところで改行しているせいで読みにくいです。 (2023年4月17日 19時) (レス) @page8 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
new user(プロフ) - 面白いのですが、文章が読みづらいです。助詞がおかしかったり、言葉が抜けていて変な文になっていたりします。 (2021年11月27日 12時) (レス) @page7 id: f4cfaee80e (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！ (2018年12月13日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶とココア(プロフ) - 何故原作と言う言葉が出てくるのでしょうか？夢主は元々ハリーポッターの世界の住人ですよね？他の世界から転生したのなら分かるのですが設定には書いてない為指摘させて頂きました。物語自体は面白いです！ (2017年3月7日 0時) (レス) id: cf85365645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泉美 | 作成日時：2014年10月11日 15時
