26時間目 ページ35
ペチュニアが子供相手にあそこまで酷い扱いをするとは思ってなかったからな
私はこれまでのことを思い出しながら、我ながら良く生きていたとしみじみするしかなかった
今ではそれもいい経験だ。ある程度なら食べなくても生活できることがわかったしな
するとハリーが静かに言った。瞳は僅かに揺れている
「ねぇ、ハグリッド。母さんたちや、Aはともかく、僕が魔法使いだなんてありえないよ。」
「魔法使いじゃないって？え？おまえさんが怖かった時、怒った時、何も起こらんかったか？」
『確かに色んなことがあったな。不思議なことが。私は間近で見ていたぞ？覚えてないか、ハリー。』
ハリーはしばらくじっと私の眼を見つめていたが、やがてにっこり微笑んだ
「ううん。覚えてる。」
「なぁ？ハリー・ポッターが魔法使いじゃないなんて、そんなことはないぞ……見ておれ。おまえさんらはホグワーツですごく有名になるぞ。」
正直、あまり有名にはなりたくないな。
これからのことを考えてちょっと遠い目をする私に、ハリーはきょとんと小首を傾げた
だがしかし、半分忘れていたがそこでバーノンが食い下がった
「行かせん、と言ったはずだぞ。
こいつらはストーンウォール校に行くんだ。
そしてやがてそれを感謝するだろう。わしは手紙を読んだぞ。準備するのはバカバカしいものばかりだ……呪文の本だの魔法の杖だの、それに……」
『悪いが、私たちは行くよ。これは私たちの意志だ。それを貴方方に止める権利などない。
今まで、育ててくれたことには感謝してる。本当は、おばさんが……その、リリー母さんのことが大切だったことも、知ってる。
それを奪った私が憎いのも。でも忘れ形見だからこそ危険のある魔法界から遠ざけておきたかったのも、分かってる。
でも、私たちは行きたいんだ。両親が学んだ学校に。』
ペチュニアは、真っ直ぐ私の眼を見つめていたが、やがて諦めたように息を吐いた。やがて……
「…………勝手にしなさい。」
そして、彼女は部屋を出て行った
「ペチュニア？！」
「2人の名前は生まれた時から名簿に乗っておるからな。
どちらにしろ、コチコチのマグルであるおまえさんらには止められんよ。
なんせ、世界一の魔法使いと魔女の名門、ホグワーツに入るんだからな。
7年経てば、見違えるようになろう。これまでと違って、同じ仲間ともに過ごすんだ？」
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かみきれ(プロフ) - すいません、前言撤回！次のページから読みやすくなってました。変なところでコメントしてごめんなさい！ (2023年4月17日 19時) (
レス) @page10 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
かみきれ(プロフ) - 面白いんだけど……中途半端なところで改行しているせいで読みにくいです。 (2023年4月17日 19時) (レス) @page8 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
new user(プロフ) - 面白いのですが、文章が読みづらいです。助詞がおかしかったり、言葉が抜けていて変な文になっていたりします。 (2021年11月27日 12時) (レス) @page7 id: f4cfaee80e (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！ (2018年12月13日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶とココア(プロフ) - 何故原作と言う言葉が出てくるのでしょうか？夢主は元々ハリーポッターの世界の住人ですよね？他の世界から転生したのなら分かるのですが設定には書いてない為指摘させて頂きました。物語自体は面白いです！ (2017年3月7日 0時) (レス) id: cf85365645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泉美 | 作成日時：2014年10月11日 15時
