2時間目 ページ11
ーー「はい、先生。家はあらかた壊されちまってたですが、マグルたちが群れて寄ってくる前に、無事に連れ出せました。
プリストルの上空を飛んどった時に、ハリーの方は眠っちまいました。」
アルバスとエメラルド色のマントを着た厳格そうな魔女、ミネルバ・マクゴナガルが毛布の中を覗き込んだ
そして2人はまずハリーの傷に目を向ける
ーー「この傷があの………」
ーー「そうじゃ。一生残るじゃろう。」
ーー「ダンブルドア、なんとかしてやれないんですか？」
ーー「たとえできたとしても、わしは何もせんよ。傷は結構役に立つもんじゃ。
わしにも一つ左の膝の上にあるがね、完全なロンドン地下鉄地図になっておる。」
まったく。相変わらずお茶目というか、タヌキというか
ーー『私が、ハリーの側で守るわアルバ、ミネ(マクゴナガル先生)』
＊幽霊離脱中
三人の側に若々しい学生服の少女がいた
ーー「A、ココのマグルは酷いですよ。魔法界側にとって」
ーー『ミネ、私がいるのよ、この世でもっとも年長者の私が！コレでも我慢強いのよ』
ーー「さてと、ハグリッドや、2人をこっちへ……早く済ませたほうがよかろう。」
アルバスは私たちを腕に抱き、ある一軒の家ーーダーズリー家の方へ足を向けた
ーー「あの……先生、お別れのキスをさせてもらえねえでしょうか？」
今まで黙っていたハグリッドがおずおずと頼んだ
アルバスはにっこりと微笑み、頷く
大きな毛むくじゃらの顔を先ずはハリーに近づけ、チクチクするキスを贈った
そして今度は私にもキスをすると、傷ついた犬のようなこえをだし、ワオーンと泣き出した
ーー「シーッ！マグルたちが目を覚ましててしまいますよ。」
ミネルバの注意に、ハグリッドはしゃくり上げながら「す、す、すまねえ。」と謝ると、大きな水玉模様のハンカチを取り出し、その中に顔を埋めた
ーー「と、とってもがまんできねえ………リリーとジェームズは死んじまうし、可哀想なちっちゃなハリーとAはマグルたちと暮らさなきゃなんねえ……」
ーー「そうよ、ほんとに悲しいことよ。でもハグリット、自分を抑えなさい。
さもないとみんなに見つかってしまいますよ。」
ミネルバは小声でそう言いながら、ハグリッドの腕を優しくポンポンと叩く
アルバスは私たちを抱いたまま、その家の庭にある低い生垣を跨いで玄関へと歩いていった
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かみきれ(プロフ) - すいません、前言撤回！次のページから読みやすくなってました。変なところでコメントしてごめんなさい！ (2023年4月17日 19時) (
レス) @page10 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
かみきれ(プロフ) - 面白いんだけど……中途半端なところで改行しているせいで読みにくいです。 (2023年4月17日 19時) (レス) @page8 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
new user(プロフ) - 面白いのですが、文章が読みづらいです。助詞がおかしかったり、言葉が抜けていて変な文になっていたりします。 (2021年11月27日 12時) (レス) @page7 id: f4cfaee80e (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！ (2018年12月13日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶とココア(プロフ) - 何故原作と言う言葉が出てくるのでしょうか？夢主は元々ハリーポッターの世界の住人ですよね？他の世界から転生したのなら分かるのですが設定には書いてない為指摘させて頂きました。物語自体は面白いです！ (2017年3月7日 0時) (レス) id: cf85365645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泉美 | 作成日時：2014年10月11日 15時
