噂は知っている

ちょっと観覧注意です笑 ページ31

アーヤside

『は？ツバサが立花と帰るのが悪いんだよ。』


そ、それは…。



『立花〜、ツバサ付き合ってもないんでしょ？なら1人で帰れよ。』



『立花ってさー、地味なくせにツバサと帰ったりしてさぁ。ブスだしウザイんだよ。』



も、もうやめ
『彩の事悪く言うな！』



た、翼！？





『あんたと俺達は何も関係ないんだよ。なんで彩が悪く思われるわけ？意味分かんないのは俺だけ？？？』





すると



『た、確かに美門の言ってること正しいよな。』


『佐田さんが挟んでくる理由なんてないもんね笑』



『謝りなよ。立花に。』




すると佐田さんがバックから何かを出した。






『ごめんね？立花さん。私羨ましくてこんなことしちゃったの！ホントにごめんね？許して！』

え、すごい変わりよう…


『ぜ、全然大丈夫だよ！！！』




『ホントに？？？』




『ホントにだいじょう 痛っ！！！！！』


私は痛む自分の腕を見た。




カッターで切られて血がたれている。







『あんたなんかに謝るわけないし笑ﾀﾋね。』



翼side



な、何が起こったんだ…。





彩の腕から血がたれて、る。





『おい佐田！なんてことしてくれたんだよ！！！立花っ、大丈夫か！？』




『立花さん大丈夫…？』


『おい、今のはヤベーだろ。』


『こ、これはちょっとヤバくないか？』





『た、翼…。痛、いよ…。』



アーヤの腕を抑えてる俺の手の上に、アーヤの目から溢れ出ている涙がポロポロと落ちている。


早く保健室に連れていかないと。







今の俺の一番大切なものは




『彩』

は


なんだから。

あああああぁぁぁぁぁ→←や、ヤバいよぉ………

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す