噂は知っている

ドキドキ。 ページ19

翌日。




うぅ、緊張するなぁ・・・。




友達との登校、それに男子との登校なんて今まで一度も無かったから楽しみと同時に緊張とか色々と・・・う〜ん！ドキドキする！


たのしみとか緊張のせいか、今日は５時半に起きちゃった。


それで、髪を綺麗に綺麗にして、リップクリームをぬって、少し髪にラベンダーの香りのスプレーをシュッ、とかけて・・・と、いつもよりきちんとした朝だった。




こんなの私じゃないみたい。ふふっ。





それで約束５分前に家の前に出たんだけど・・・



すでに美門君は来ていたんだ。





早っ！


私、早く出てようと思って５分前に出たのに


すでに来てた・・・。






なんでもパーフェクトだなぁ。




翼は微笑みながら

「おはよ。立花さん。」


と挨拶をしてきた。






私は緊張していて、



「お、おおおはよう！あ・・・。」



変な挨拶になっちゃった。






「ふふっ、かわいいね、彩ちゃん♪」




あ、ああああ彩ちゃん！？



私がびっくりして固まっていると





「ふっ、行こっか。」



と美門君は言った。








な、なんかヤバい！！！

朝ってダルいよね・・・。→←平和だね！

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