帝国編9 ページ22
リアム「さすがは十三軍大佐。懐が深いね〜」
シャル「にしてもアンタらキョドりすぎだろ」
二人は申し訳なさそうに項垂れる。
トモエ「お見苦しい所をお見せしてしまいすみません・・・」
カモメ「正直ジュダ大佐とはあまりお話ししたことがなくて・・・なんというか近寄りがたいといいますか」
全(((((ああ・・・・)))))
全員納得した。
キャトラ(ああ見えてジュダ結構面白い人なんだけど・・・)
センリ「(汗)」
シャル「そういやこの島観光してる時思ったけどさー」
突然シャルロットが話題を上げる。
シャル「帝国ってさー、獣人や半獣が多い国なんだよな?」
トモエ「そうですが?」
シャル「何でこの島にはエルフとかもいんだ?」
キャトラ・アイリス・センリ「Σ!!!」
三人は驚いた。無理もない。
なんせそんな事を知ったのは初めてだからだ。
キャトラ「エルフが?何で?」
メグ「他にもいたお!人魚にアンドロイドとか」
クライヴ「なぜこの島には獣人や半獣以外の多民族がいるんだ?」
トモエ「それはですね」
今度はトモエが答える。
トモエ「十三軍の大将はあらゆる方々に慕われているため、いくつかの特権を持っているのです。他種族がいるのもその特権のおかげです」
アイリス「信頼されてるんですね」
トモエ「ええ、帝国にはなくてはならないお方です。ただご多忙な方なので私達でも滅多に会えませんが・・・」
クライヴ「そうなのか」
ソフィ「会えないなんてもったいないですね」
ウォルター「その方のプライベートは充実してるんでしょうか?」
キャトラ「それ聞いちゃう?」
センリ「(汗)」
キャトラ「まぁなんにせよ式の準備を邪魔する訳にもいかないし、この辺で___」
おいとましましょ、とキャトラが言おうとしたとき、警鐘が鳴った。
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作者名:雪碑 x他1人 | 作成日時:2016年11月6日 20時