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ずっと不安を抱えたまま過ごしていたら
いつの間にかもう本番当日となっていた
格好はもうドレスになってて
トイレの鏡で見てみたけど結構きついぞこれ。
女の先生にメイク道具を借りて今俺は淡々と女に近づいていっている
たまに通りかかる野郎が俺を見るなり おおすげぇ笑 なんて言いながらゲラゲラ笑う
褒めてるのか、貶してるのか、よく分からない。
俺にメイクしていた先生が少し離れたかと思うと よし と小さく呟いた
先生に鏡見てきなと言われまたトイレに向かうと
さっきよりかは女らしくなっていてまだましになった
意外と綺麗にできたかも。
想定外の完成度に満足して少し胸を弾ませトイレから出ると
ばったりとロミオ姿のはしもっちゃんと出くわした
その姿は本当に絵本の中から飛び出してきたのかと疑うほどかっこよくて
おもわず見とれているとはしもっちゃんに声をかけられた
hs「お、優斗」
yt「よっ。どうよこれ。」
スカートを掴んで少し持ち上げくるりと1回転するとスカートは綺麗にひらひらと揺れた
hs「えぇやっぱ可愛いじゃん」
「優斗選んで正解だったわ」
yt「意外と完成度高くてびっくりだわ」
hs「ふは、確かに」
「ね、俺はどうよ」
はしもっちゃんは来ているジャケットのラペル部分を掴んで整えるような仕草を見せた
やっぱり何度見てもかっこよくて。
おもわず口角が緩む
yt「めちゃかっこいい」
hs「まじ？ありがと笑」
するとはしもっちゃんは腰に片手を当て俺の方に体を傾けた
hs「どうぞ、ジュリエット」
恥ずかしながらも素直にその腕に自分の腕を絡める
そのまま2人で体育館へ向かっていった
途中で野郎共が茶化してきたりして結構恥ずかしかったけど、なんとか無事に体育館の舞台袖についた
舞台前にはずらりと他の生徒だったり先生たちだったりが並んでいる
緊張のせいか鼓動が早くなり手に人という文字を3回書き飲み込む
その様子に気づいたのかはしもっちゃんは俺の頭を優しく撫で微笑んだ
その笑顔で少し緊張が溶けたかも。
司会者が紹介し始めて
始まりを告げるブザーと共にいよいよ舞台に上がった
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蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - さくらさん» リクエストして頂いたお話移行先の方へ投稿させて頂きました!遅くなってしまい申し訳ありません汗 (2021年3月24日 1時) (
レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - さくらさん» 入院お疲れ様でした~ ご期待に応えられたようで良かったです^^* リクエストありがとうございます!しばしお待ちを~ (2021年3月18日 22時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - キスマつけるsoyヤバいですきっと。すみません。リクエストになってしまうのですがゆっくりでいいのでお願いしたいです。 (2021年3月18日 20時) (レス) id: 8a57cea205 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 無事に退院しました。3つとも素晴らしくてありがとうございました。早く読みたくてウズウズしてました~。癒されました！ご主人様最高〜。ロミジュリ机の上で〜はヤバいです。これはもうsoy×yutの裏も読んで見たいです！2人の初めてを、ウブなyutを是非！背中に (2021年3月18日 20時) (レス) id: 8a57cea205 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - 樹さん» リクエストして頂いたお話移行先の方に投稿させて頂きました!遅くなってしまい申し訳ありません汗 (2021年3月18日 1時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ | 作成日時：2021年2月9日 0時
