8 ページ9
「A！！聞いてる？」
『っどうした？』
「も〜さっきからずっと呼んでるのにAったらぼーっとして」
『ごめんごめん笑』
「もしかしてAさ、好きな人できた？」
『へっ？？なんで？』
「いやだって最近ずっとぼーっとしてるし、なんかおかしいもん」
そんなぼーっとしてたかな？
全然そんなつもりなかったけどなぁ
「まあなんかあったら言ってよ」
「いつでも話聞くよ！！」
ああ、今日も親友が尊い
神様仏様親友様だよほんと
『それがね、実はさ────────』
「ええ！？？！」
「なにその少女漫画的ストーリーは！」
「てか前から気になってたけど幼馴染はどうなったの！！あのイケメンの！」
『あーあれね』
ガラガラッとドアを開ける音がする
『おー噂をすればか、』
「ちょっときてくれ」
そしてわたしは少し乱暴に幼馴染に連れて行かれる
人がいない階段。少し不気味だ。
「…爆豪と上手くやってるらしいな」
『うん、クラス一緒だったっけ？』
『焦凍』
「なんでヒーロー科に入らなかったんだ？」
『精一杯精進したよ、』
『無理だった…』
推薦入学者から言われると遠回しに嫌味にも聞こえなくない
「…Aと同じクラスがよかった」
なんて言う彼。かわいい。
私達は保育園から中学校までずっと一緒だった。
それこそ家も近いから公園とかでよく遊んでた。
今考えれば、告白とかを断ってたのも焦凍がいたからなのかもしれない
『でさ、結局何が言いたいの？』
「…爆豪とは関わるな」
私は驚いた。
『な、なんで？？』
「わからねえ、」
「でも、Aと爆豪が仲良くしてるって聞いて、胸が痛くなった」
「A、好きだ。付き合ってくれ」
『おかあさん！！わたしね！おおきくなったらしょうととけっこんするの！』
「あら〜、ほんとにAは焦凍くんのこと好きね〜」
『うん！！！だいすきなの！！』
そういうAの左手の薬指には、プラスチックのおもちゃの指輪がはめられていた。
「小さい頃、約束しただろ？」
「"大きくなったら結婚する"って」
「返事はまた聞かせてくれ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかり(プロフ) - 狐宮さん» WWW主さんのおかげでモチベ上がりました！！ありがとうございます！！ (8月15日 7時) (
レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
狐宮(プロフ) - ひかりさん» 永遠に終わらないお礼返しｗ (8月14日 20時) (レス) id: 4df6e0fb41 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 狐宮さん» あっ貰おうかな、、🙃じゃあ飴貰ったお礼でもう１話更新しますね！！！ (8月14日 20時) (レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
狐宮(プロフ) - ひかりさん» あ、逆に飴いります？？お礼として、、((( (8月14日 17時) (レス) id: 4df6e0fb41 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 狐宮さん» そ、そんな…褒めても何も出ませんよ！！！…飴いります？ありがとうございます！更新頑張ります！！ (8月14日 9時) (レス) @page9 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひかり | 作成日時：2023年8月2日 20時
