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まふまふ side
そらるさんの言葉を聞いて、そらるさんも僕と同じ考えを持っていると知った
アーティストの壁は大きい
ま「でも僕...アーティストの恋愛は否定派だったんです
こんな手のひら返しのような...」
Aさんには決して見せない弱々しい部分がどんどん出てきてしまう
Aさんは僕が恋愛することに否定派
それは決して自分も例外じゃない
そう思ってる
完璧なリスナーだ
そ「人間は恋をすると変わるんだよ
そういうものなんだよ
いつもみたいにくそ真面目に考えるんじゃなくてたまには自分の好きな物を優先してもいいんじゃないの?」
ま「そうですね...はい、そうします!」
そ「まぁAさん?に好きになってもらうのが先だけどな笑」
ま「ほんとに...」
そ「その人いくつ?」
ま「...知りません
多分大学生くらいじゃないですかね...?」
そ「そこら辺知っとけよな...」
ま「はい...」
あぁ僕ってAさんのことまだ全然知らないんだな
もっと知りたい。近づきたい。
僕のことだってもっと知って欲しい。
音楽以外でこんなに欲張りになったことなんてなかった
そ「よし、それじゃ帰るぞ
俺はお前の恋応援してるから頑張れよ」
ま「はい!!
よし、ご馳走様でした!」
話し込んでいたので気づけば11時を過ぎていてもう太陽が高い位置にあった
そらるさんと撮った写真を載っけてツイートする
このツイートをAさんは見てくれてるんだよね
2人で話しながら駅に着いてお別れする
ま「それじゃまた!朝からありがとうございました!」
そ「いやいや〜いい収穫だったよ」
ま「人の恋路を収穫とか言わないで笑!」
そ「それじゃねー」
ま「はー...い!?」
そ「なんだよ」
そらるさんの先にAさんが見えて思わず声を出してしまった
いや、Aさんだけならまだこんなに驚かなかった
Aさんと一緒にいる相手
以前僕も会ったことのある白石くんと居たことに声を出してしまった
しかもなんかAさんいつもに増して可愛いし...
なんで2人が...?
そ「おいまふまふ!なんだよ!」
ま「A...さん...」
そ「はぁ!?」
勢いよく振り向いたそらるさんの髪が僕の顔に当たる
それも気にならないほど目の前の2人が気になって仕方ない
そ「まふ、尾行すんぞ」
え...?
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ねむ。(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます!時間のある時に更新頑張るので楽しみにしていてくださいね! (2021年12月5日 20時) (レス) @page41 id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - すごく面白いです!大変だと思いますが、更新頑張ってください! (2021年12月5日 14時) (レス) @page39 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ。(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます!これから先の展開も楽しみにしていただけると嬉しいです! (2021年12月5日 14時) (レス) @page39 id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 急に展開が変わった…遙真さん、、、、どした? (2021年12月5日 6時) (レス) @page37 id: f21a8d2e78 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ。(プロフ) - リツさん» コメントありがとうございます!受験生なんですね、私と同じだ(あれ)。そんなふうに言って頂けてとても嬉しいです!頑張ってくださいね!勉強の合間にぜひ読んでください (2021年12月4日 18時) (レス) id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむ。 | 作成日時:2021年11月18日 18時