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麻耶と実希とのランチを終えて家へ帰っている途中、ちょうど遙真くんと会った
『遙真くん！』
遙真「Aちゃん！」
こんなところで偶然会うなんて今日はついてる！
『今日一緒にご飯食べられなくてごめんね
遙真くんを最優先にするって言ったのに...』
実はちょっと気になっていたのだ
早速約束を破る彼女なんて嫌だよね...
落ち込み気味で俯いていると、頭にぽんっと遙真くんの柔らかい手を感じた
遙真「Aちゃん、気にしないで
春竹さんと上田さんはAちゃんの大事な友達でしょ？
僕のことも大事にして欲しいけど2人のことも大事にして欲しいよ
Aちゃんの友達なんだから、ね？」
なんでこの人はこんなに私の欲しい言葉をくれるんだろうか
好きだなあって気持ちが告白した時よりも、昨日よりも、朝よりも
膨らんでいく
『ありがとう
でもほんとに嫌な時とかは言ってね？
恥ずかしいけど...私遙真くんが最初の彼氏だから』
遙真「大丈夫だよ
無理やり進めるつもりないし、Aちゃんと僕のペースでやろう」
お互いのペースで
その言葉は私の不安をゆっくりと溶かしていく
遙真「Aって呼び捨てしていい？
朝は勝手に呼び捨てにしちゃったし」
『うん、もちろんだよ！』
遙真「ありがとう
じゃあ早速...A、大好きだよ」
『ひゃっ...』
そんな...耳元で...！！
遙真「あははっ、驚きすぎでしょ笑
あそうだ、Aスマホ貸して？」
『ん、いいよー？はい』
遙真くんにスマホを差し出す
何してるんだろう
遙真「よし、これでおっけい」
遙真くんからスマホを受け取る
『何してたの？』
遙真「んー？俺の電話番号登録しただけだよ」
『LINEあるのに？』
遙真「だって不安だし
それにカップルなら当たり前でしょ？」
『そう...なんだ？』
遙真「うん、そういうものだからAも慣れようね」
『わかった！』
それからまた家まで送ってもらった
とは言ってもお互い家は目の前だけどね
近くに遙真くんを感じられるって嬉しいな
遙真「Aはいい子だね...一生どこにいても見守ってあげるからね」
そんな遙真くんの呟きは聞こえないまま家のドアを閉めた
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ねむ。(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます！時間のある時に更新頑張るので楽しみにしていてくださいね！ (2021年12月5日 20時) (
レス) @page41 id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - すごく面白いです！大変だと思いますが、更新頑張ってください！ (2021年12月5日 14時) (レス) @page39 id: 6f49e0674a (このIDを非表示/違反報告)
ねむ。(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます！これから先の展開も楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2021年12月5日 14時) (レス) @page39 id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 急に展開が変わった…遙真さん、、、、どした？ (2021年12月5日 6時) (レス) @page37 id: f21a8d2e78 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ。(プロフ) - リツさん» コメントありがとうございます！受験生なんですね、私と同じだ(あれ)。そんなふうに言って頂けてとても嬉しいです！頑張ってくださいね！勉強の合間にぜひ読んでください (2021年12月4日 18時) (レス) id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ。 | 作成日時：2021年11月18日 18時
