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二宮side


耐えきれず流れ落ちた涙を乱暴に拭って豪快に鼻をかんで顔を上げた一息ついた相葉さんは


「ここ、」


そう言ってテレビの近くの壁を指差す
差した先には何かが擦れたような跡
ずっと気になってた。どうして至るところに無数の傷跡があるのか…


「これは、あの男がつけたんだ。なんの跡かは……たくさんありすぎてわかんなくなっちゃった。いつ付いたんだろうね……こんなに大きな…」


つぶやくように話す相葉さん
俺ではない誰かと話しているようだ

相葉さんはその跡を労るように優しくなでながら話を続けた

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作品のジャンル：タレント
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美唯(プロフ) - 続き読みたいです (2019年8月3日 15時) (レス) id: aa7b064b40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：未翅(みし) | 作成日時：2019年5月17日 20時

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