27 八木の独白�� ページ30
私が少女に出会ったのは
攘夷戦争の真っ只中でした
私は一応政府側の役人でしたが
その頃から性格も性格なもんで
一人でウロウロしてたんです
その子は天人の死体の真ん中に刀を持って佇んでいたんです。まぁ、あの時代です。そこまでめずらしいもんじゃなかったと思います
でも、その子の顔を見たら話せなくなりましてね
泣いてたんですよ
散々敵を斬って血をかぶってんのに
それでも目は死んでいない
むしろ化物じみた生への執着
面白い子だなぁ…って、思ったんです
そこからです。声をかけて
少しだけ話すようになりました
生きるための体術や剣術を教えました
話を聞けば、家族はおらず
どうして戦っているのかと問えば
ただ生きるためだと。
気づけばその子も大きくなって
戦場では[屍姫]なんて呼ばれるまでには強くなって
その子は何度も何度も、何処かにある
攘夷軍と合流して一緒に戦おうとしてたんです
でもね、戦っている場所が悪かった
降伏した政府のお膝元
彼女はもう目を付けられていた
下手に動けば首をはねられる
そうして彼女は一人で戦争を戦い抜いた
ようやく終わりかと思えば
次に襲ってきたのは政府の兵
攘夷志士として彼女を始末しに来た
しかし彼女は強かった
結局政府は捕らえることが出来なかった
そんな政府は、彼女に取引を持ちかけた
政府の仕事を受ければ
暮らしに踏み入らない、と。
彼女はそれを受け入れた
next→八木の独白��
ちょっとまってね
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焼酎ハイボール(プロフ) - みーたん@銀さんらぶさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！なんとかツッキーも幸せになれるエンドを書きたいと思います！亀更新ですがハッピーエンドまでよろしくお願いします（人´∀`*） (2017年9月3日 23時) (
レス) id: 2a9b8b3a2b (このIDを非表示/違反報告)
みーたん@銀さんらぶ(プロフ) - カッコいい銀さんが戻ってきて嬉しいです！個人的にはツッキーも大好きなので月詠とも仲直り...じゃないけど許せるところまでこのお話は続けてほしいです。 (2017年9月3日 19時) (レス) id: 7c60e25e43 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん@銀さんらぶ(プロフ) - はじめまして！序盤から切ない展開ですね銀さんらぶでもあり、銀魂キャラ全員好きなので複雑といえば複雑ですが、続き楽しみにしてますね！ (2017年7月3日 22時) (レス) id: b9e5180767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼酎ハイボール | 作成日時：2017年7月3日 22時
