にじゅうご! ページ27
﹎ ﹎
『怪異では無いですし、』
『噂には全く影響されないんですが....』
『なぜ私の噂を流したのでしょうか。皆さん』
・
八尋さんが花子くんに駆け寄って、
源くんはずっと私を睨んでいた。
"ぁ。やらかした。"
そう思った。
好きだった彼の胴体には、氷柱が刺さってて。
仲良くしてくれた女の子に蔑まれて。
よく気を使ってくれる後輩に絶望されて。
もう、元には戻れないなぁ。
そう思ったら、涙が止まらなくて。
私の足も傷だらけになった。
そしたら、急に腕を引っ張られて。
放送室にやって参りましたぁ!()
足がさ、痛いのね?
腕引っ張られたらさ、早歩きになるじゃん。
痛みが倍増なんだよ!!!!!!()
あ、あと、足ずっと血が出てるからさ?
私が歩いたら血で道ができる訳じゃん。
夏彦さんが後ろから拭いてきてくれてた(草)
移動中ずっとさ、後ろから
「ねぇ待って皆歩くの早くない?」
「ねぇ出血量増えてるよね?!大丈夫?!」
「ちょっと俺の扱い段々雑になってるよね!!」
とかって聞こえてるの面白かった()
・
放送室に入ると、桜さんが放送をし始めた。
.......私の。
.......え?()
そして冒頭に戻るわけだけども。
『なぜでしょう?』
「うーん....?なんで...?」
いやなんで分かってないの????
謎が深まるし、ツッコミ所満載なんだけどさ。
司くんが割と真面目な顔してるから茶化せない()
「ハァ...ご愁傷様ね、ハナさん」
『え』
なんでそんな顔するの?!え?!
もしかして私今から生贄になったりする?!?
と、ふざけてたら、
「これでハナも俺たちの仲間だね!」
って言ってニコッと笑う司くん。
『.......?、仲間.......?』
「今日はね、力量をみたくてハナを呼んだの!」
「まぁ、普たちが来たのは想定外だったけどー」
「でもお陰でハナは強いって分かったしぃ?」
「だから、俺たちに協力して?」
『んー....?話の繋がりが見えない....』
「俺なら、ハナの願いを叶えてあげられるよ?」
『私の、願い?』
「?、普の彼女になりたいよね?」
『.....ぅえ?いや、そんな事ないですよ』
「えーそうなの?じゃあ助手さんに取られちゃうね!」
『....ッ...』
「せっかく叶えてあげられるのになぁ〜」
『..............別に、いいです』
『私、諦めるって決めたんで』
「えー?!勿体ないなぁ...」
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心音 - すっごい面白いですね。名字同じグヘへへへ (2021年2月9日 7時) (レス) id: 151c54b00a (このIDを非表示/違反報告)
五十嵐 - もう好き。ストーリーとか全部好き。絶対最後まで応援しますっ!! (2020年4月7日 18時) (レス) id: c104286198 (このIDを非表示/違反報告)
遥 - いつ更新しますか?お楽しみ (2020年4月7日 11時) (レス) id: 08cfac3417 (このIDを非表示/違反報告)
刃華禰 - この話めちゃおもろいっすね!更新楽しみにしてます! (2020年3月19日 4時) (レス) id: 022f9f82f7 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - わーい!!お揃いだぁ(≧∇≦) (2020年3月6日 23時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華獄 | 作成日時:2020年2月18日 7時