おむかえ ページ41
．
．
慧「A〜起きなさい」
「んぁ？お兄ちゃん、ぅ？どうしたの、ってあれ侑李なんでいるの」
侑李「いやこのやり取り二回目」
お兄ちゃんに起こされ隣を見ると侑李の姿。
あーそっか今日お見舞い来てそのまま寝ちゃったのか
「なんでここがわかったのよ」
慧「Aのことがだーいす、」
「あ、そういうの大丈夫」
慧「なんで！！」
ベッドから降りて制服を整える。
結構シワになっちゃってんなあ、やらかした。
「まじでストーカー？」
慧「ちがーう、Aから連絡してきたんでしょ」
「え？」
慧「侑李の家に泊まるとか言うからそれはやばくない？って話したじゃん」
「うそ、そんなの送ってないよ」
お兄ちゃんが私とのトーク画面を見せてきたけど普段使わないハートマークとか付けられちゃってる。
いやいや、これ私だと思うのお兄ちゃんは
慧「遂にAにデレ期が来たと思ってさ」
「お兄ちゃんには一生来ないよ」
慧「じゃあこれ知念がやったって事？」
侑李「んー？さあねー」
なんて言ってるけどニヤニヤしてるこのひと。
勝手に人の携帯開きやがって。パスワード設定してない私も悪いけどさ
「絶対侑李じゃん！！なに勝手なことしてんの」
侑李「いやー全然起きないから泊まってくのかなあって、いのちゃん心配性だから送っとこうって」
「侑李の携帯から送れば良かったじゃん…別に見られて恥ずかしいものとかもないかいいけどさ」
侑李「ホーム画面嬉しかったよ」
「んぇ？」
今のホーム画面なんだっけ？？？って開けば、侑李の写真。あーこれかっこいいと思って設定したんだっけ。
慧「すっかり知念の彼女じゃんか」
「違いますー。」
侑李「いずれはそうなるんだし否定しなくていいんじゃない？」
「しっかり否定させていただきます」
べーってしてから侑李の家を出た。
2階ぶん降りる途中お兄ちゃんにしつこく何があったのか聞かれました。
．
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もち。 | 作成日時：2019年7月14日 22時
