カワイイ彼氏できちゃいました？【名前変換ｵﾘｼﾞﾅﾙ】

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やっと、中田上君を囲んでいた

クラスメイトは去っていった。


しかし、中田上君を見ては黄色い声をあげたりしている。




モテモテだな、おい。




ボーッと女子たちを眺めていると

中田上君が前から静かに私を見詰めた。





わたしは気が付いたので、

姿勢を前に向け、




中田上君の方を向いた。






「久しぶり。中田上君。」

「Aちゃん…！久しぶり。8年ぶりだよね。」





無表情に笑みを隠しながら、

中田上君は言った。




本当に変わってしまったね。君は。







背もすごく高いし

顔の彫りが深くなって

整った顔立ちになっている。







小学校のころは丸顔でたれ目で

目がくりってしてて、

背がとても低くて。



小動物みたいだったのに。







いつも私の後ろについてきて、

泣き虫で。



そのくせに私のことになったら

すぐ威勢よくなって、



結局私が助けてたっけなぁ…。

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