天使94 ページ6
ヒ「、、、。」
『、、、。』
お互い話さないまま一定の距離を保つ
周りは何も気にしてない
ようにしているけれど_____
リ「、、、今日はすっごい静かだね！」
リ「、、、。」
タ「ほら、ミニゲームやるよ」
タツヤが引っ張る
それについて行くみんな
今日はずっとそんな調子で
タ「ほら、ヒロトも」
ヒ「ああ」
なかなか調子が出ない
フェイントもワンパターン
シュートコースもずっと一緒で
ヒ「なんでだよ」
瞳「、、、今日の練習はここまで！」
瞳「帰ってゆっくり体を休めなさい」
姉さんが指示を出す
こんな状態でやったって意味が無い
そう感じたんだろう
喉が乾きスクイズを手に取ろうとする
ぼーっとしてて気が付かなかった
『あ、、、っ！』
ヒ「っ！！！？？？」
無意識に触れ合った手と手
触れた途端火傷するように熱い
それを隠すように手を首に当てる
『す、すみません、、、』
そう言ってスクイズを戻す
ちらっと見ると耳まで真っ赤にしてる
わたわたと慌ててるA
ヒ(これは、まさか、、、)
ヒ(俺にもワンチャン、あるのでは！！)
また叶いもしない夢を見る
だって、夢を見るだけタダだし
ヒ(だってそうだろ)
ヒ(少女漫画あるあるだろこれ)
ヒ(てか、真っ赤で可愛い〜〜〜〜！！！！)
平常心を保って震える手でスクイズを持つ
両手で赤い顔を必死に隠すAを見る
身体の奥からドロドロと溶けていきそうな
ヒ(無理っ！！！最っ高に可愛い！！！！)
晴「アイツ、水全部零してるぞ」
風「どうせ手が当たったからだろ」
治「ヒロトも単純だな」
単純でもなんでも好きな人と手が当たったんだ
誰だってそうなるだろ
期待したらダメなのに期待してしまう
俺はスクイズを持って廊下を歩く
奥の水道でスクイズを洗う愛しの天使
前に待ち伏せして氷浦のことを聞いた
あの時からアイツは昔のアイツとは違かった
ちゃんと言葉を伝えてきた
俺の目を見て
真っすぐに金色の瞳を
『あ、、、お、疲れ様、です』
今も俺に向けてくる
紺色の髪は夕日に照らされて綺麗に輝く
オレンジが差し込み頬が染まってる
ヒ「なあ、」
ヒ「この後、付き合えよ」
神様は天使を簡単に手放せない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
だよなー！！！簡単に手放せねえよなー！！！
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もち汰。(プロフ) - ヒナ(^ ・ω・^)ノさん» 私も裏の貴利名くんお気に入りです笑読んでくれてありがとうございます( ´ω` ) (2020年5月7日 7時) (
レス) id: 09af299ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ(^ ・ω・^)ノ(プロフ) - もち汰。さん» 裏の貴利名君めっちゃよかったです！ (2020年5月5日 2時) (レス) id: 65260c75e2 (このIDを非表示/違反報告)
もち汰。(プロフ) - ヒナさん» そう言ってくれると嬉しいです！天然な子が実は裏があるってギャップ好きで(｀-ω-´) (2020年5月4日 23時) (レス) id: 09af299ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 一気読みしてきました！とても良かったです。マジで推しが尊すぎて死にそうです。(氷浦君推し)更新お疲れ様でした！ (2020年5月4日 17時) (レス) id: 65260c75e2 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！！更新を楽しみに待ってます！ (2020年4月16日 12時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
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