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天使71 ページ13

このまま飛んでいけそう

足が軽い、弾む

(貴利名くんとランチ!貴利名くんとランチ!)

日曜日、午前で部活が終わった

私は髪の毛をクシで梳かして

少し背伸びした色付きのリップをつけて

スカートも少しだけ折って

少しでも可愛く見えるように





『あ!貴利名くん!!!』





満面の笑みで駆け寄るA

どうしても会いたい、話したい

いつもよりも可愛らしい君

俺のために、って考えただけで弾けてしまいそう

いつも通り、余裕のある、キラキラした

Aの理想の氷浦貴利名



貴「ごめんね、待った?」

『ぜ、全然!!!』



走ってきたからか髪の毛を気にしてる

そっと髪の毛に触れる

貴「ココ、ぴょんって跳ねてる」

『え!?どこ!!!』

ココだよ、え!?どこ!!?

そんなやり取りははたから見たら彼氏彼女

周りもチラチラと視線を送る





貴「ほら、そんなことしたって変わらないよ」

貴「Aはいつでも可愛いんだから」

貴「顔、すっごい真っ赤」





そう言ってる貴利名くんの耳も真っ赤だよ

そんなこと言えるはずない

だって自分のことで手一杯

試合前に貴利名くんに会えたんだから

貴「ここ、すっごく美味しいんだよ」

ひっそりとしたオシャレなカフェ

すごく絵になる

席について頼んだお食事を待つ

貴「ごめんね、急に誘って」

『ううん!私も嬉しいし!』

貴「なら良かった」



貴「なんか、Aに会いたくなって」



私は度々この手の発言で心臓を持ってかれる

みんなにこんなこと言ってるのかな

王子様だし、みんなの貴利名くんだし



『もう!からかわないでください!』

『そんなこと言われる、と、照れちゃいます』

『今の、女の子なら本気にしますよ!』

するとキョトンとした顔をする

いつもとは違う幼い表情

から一変目を細めて余裕な笑み



貴「からかってないよ」

貴「俺はいつでも本気だよ?」



恋心をギュンって持っていかれる感覚

狩人に捕まった獲物の気分

でも、嫌じゃないむしろ________



「お待たせしました〜」

注文した料理は全て美味しそう

貴「スープがすっごく美味しいんだよ」

さっきとは一変して普段の貴利名くん

そのギャップに未だになれない私



(反則プレーにも程がある、、、)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゲーム早くやりたい(* ॑꒳ ॑* )

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みかん - とっても面白いです!!頑張って下さい…! (2020年4月16日 10時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
もち汰。(プロフ) - ぴのんさん» ありがとうございます!!前回も気づいてくださって感激です(*´ω`*) (2019年9月12日 9時) (レス) id: 09af299ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのん(プロフ) - はわっ!?イラストすごく可愛いです!! (2019年9月11日 23時) (レス) id: 15528c4be8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち汰。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年8月29日 9時

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