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昨日は酷い目にあった。あの楓坂Aという女子特待生のせいで疲労困憊状態。
しかし、彼女の飯は食堂で食べるような薄い味とは違い、認めるのは悔しいが美味かった。
その後何故か泊まらされ、挙句の果てには美容ケアもされて丁寧な扱いをされた。生まれてこのかた受けたことの無い扱いにどうようしている。
なんだこれ、もしかしてだけどバカにされてんすかねぇ？
そういう事なら有り得る。
この学園の特待生は皆そうだ。特待生にもなれない一般生徒をこき使い、壊す。それが当たり前のように回っている。
簡単に言えば、舐められたら終わりの超競争社会だからだ。
出来ない子はいらない。
だから、その出来ない子から早く脱却しなければ。
さもないと………
「漣君、昨日は随分とお楽しみのようだったようでなによりだ」
ほーらこういうクソ特待生のバカが突っかかってくるから最悪。
昨日の楓坂の部屋に泊まったせいか、それからあらぬ噂がポツポツと増えていっていることを知らないわけがなかった。
恋人だとか、そんな下品な噂ばかり。
本当にあったことは、何故か美容ケアをされ飯を食い、恋バナ(ゴリラの成長過程)について話をして寝ただけ。何故か俺はベットであの女はソファだったが。
「まさか、そんなわけないじゃないですか、先輩」
どうだかなと男はニヤニヤしたいやらしい顔でジュンを見つめた。
GODDAMN！！！と本来のジュンなら殴り飛ばしているところだが、”ここ”ではそれは通用しない。
なにせ、特待生であり、先輩であるこの男に逆らえば指導が入り、評価に響くだろう。そんなことはあってはならないし、避けるべきだ。自分がここで生き残りたいなら。………もしこの男が前のように気持ち悪いことを要求してきても、耐えなければならない。
それが俺のためであり、アイドルになるための一歩
『何の騒ぎ？』
凛として落ち着いた声が廊下中の誰もを振り向かせた。その声の主が歩く度に、男子生徒は振り向き目がとろんと潤んでいた
誰だこいつ。昨日のゴリラ女はどこいったんだ
「おや、A君。君もこの”一般生徒”にご興味が？」
嫌味ったらしく”一般生徒”という語彙を大きくさせることでジュンに辱めをさせていることは誰が見てもわかる。
ただ耐えていた。殴らないように、悔しい己の拳を押さえて
Aはその言葉は興味がなく、ジュンだけを見つめ、そして口を開いた
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死柄木朧(プロフ) - ナギナギの漢字違いますよ。正しくは凪砂です (2022年8月14日 22時) (
レス) @page27 id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
璃胡(プロフ) - めっちゃ心が死にかけてバクバク音鳴らしながら見てましためっちゃ続編楽しみにしてます！！！！！！！ (2021年10月7日 21時) (レス) @page50 id: 22b34aab1f (このIDを非表示/違反報告)
伊弉冉アリスさぶ - 続編おめでとうございます！照明が落ちてきたときはドッキドキして続きを待っていましたが、ちゃんと生きているようで。良かったです… 続編、お待ちしております！ (2021年10月7日 20時) (レス) @page50 id: c2abd4fe86 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - マジで泣きました。続編も頑張ってください。楽しみに待ってます!! (2021年10月7日 19時) (レス) @page49 id: c0d88fed6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - すごい小説にひきこまれました。楽しみに待ってます。 (2021年10月4日 18時) (レス) @page44 id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃亭 x他3人 | 作成日時：2021年9月19日 17時
