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『はいはい、わかってますよ。そのライブについては出ますから。だからさっさと帰ってください。今からうちの子のレッスンしないといけないんで』



「…………うちの子?あぁ、さっきの子か。ふふっ、確かに君が好きそうな子だよね」




『黙れ、クソ皇帝。てめぇがうちの可愛い子を語んな。さっさと病院へ帰れ』




「野垂れ死ねとは言わないところ、優しくて好きだよ」



『そっか、あたしは嫌いだけどな。あんたも、あんたのやってる事も。』




英智はピクリと止まり、どういう意味かな?とAに尋ねたが、Aは今のこの人に言っても分かるはずがないだろうなとAは笑顔で早く帰れと再度発言し、そのままジュンの待つレッスンルームに戻った。


しかし、英智はなんと言われようとクソ強メンタルなので




「ふふっ、可愛いね」






…………………現場からは以上です。。。









……………




「遅いっすねぇ………ったく、何やってんだか」



Aの事だからまた予想外の事でも持ってくるに違いないお願いだから自分専用のレッスン室だからって異次元の物を持ってこないでほしい。この前はタコを生で連れてきた時さすがに失神しかけた。




「まぁ、そういう所も楽しい人ですけど……」





奇想天外で、誰にも邪魔されずに輝くアイドル。あれこそが、本当のスーパーアイドルなのかもしれない。


窓の外を見ると変わらない風景も、何故かAと出会ってから違って見えて美しいと感じた。

口からあのフレーズが、Aの持ち曲であり、最大級のバラードが、今ジュンの歌声でその場を癒した。



窓に見える美しい世界に、Aという変わるべき存在のことを思って歌うと、なんだか楽しくてしょうがない





…………



英智くんの頼みで仕方なーく玲明学園へと足を運んだところ。しかしそれも飽きて自由に構内を回っていた。見たところここは夢ノ咲学院より広いし、レッスン室も多い。夢ノ咲学院を抜けて編入するならここだろうなーと回っていたところ、あるレッスン室に目がいった。





楓坂A:特別レッスン室






えええええ!!?ここって、あの子のレッスン室!?ど、どうしよ!勢いだけでここに来ちゃったよ僕!!もしかして中でレッスンしてたら……そ、そんなの見れない!!(急に知能数が下がる巴日和)



しかし、奥から聞こえてきたのは彼女の歌声とは違う優しい男性の声。でと、歌っているのは彼女のバラード。

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死柄木朧(プロフ) - ナギナギの漢字違いますよ。正しくは凪砂です (2022年8月14日 22時) (レス) @page27 id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
璃胡(プロフ) - めっちゃ心が死にかけてバクバク音鳴らしながら見てましためっちゃ続編楽しみにしてます!!!!!!! (2021年10月7日 21時) (レス) @page50 id: 22b34aab1f (このIDを非表示/違反報告)
伊弉冉アリスさぶ - 続編おめでとうございます!照明が落ちてきたときはドッキドキして続きを待っていましたが、ちゃんと生きているようで。良かったです… 続編、お待ちしております! (2021年10月7日 20時) (レス) @page50 id: c2abd4fe86 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - マジで泣きました。続編も頑張ってください。楽しみに待ってます!! (2021年10月7日 19時) (レス) @page49 id: c0d88fed6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - すごい小説にひきこまれました。楽しみに待ってます。 (2021年10月4日 18時) (レス) @page44 id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃亭 x他3人 | 作成日時:2021年9月19日 17時

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