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「んーーーー。」
布団の中で伸びをする。
目を閉じていても明るい光を感じた。
今日は日曜日。
アラームも設定していなかったから、もうお昼なのだろうと思い、身体を動かきたときに異変を感じた。
パッと後ろを振り向くと、そこには安らかに眠る翔太の顔があった。
「うわ、またやらかした。」
そう後悔していると、翔太も一瞬ピクッとして、目を薄く開いた。
「ん……、あ、A……」
私は布団の中から自分の服を手探りで探す。
「え!あ!A!あぁ、またかよー。」
そう言うと翔太は自分が服を着ていないことを確認し、近くにあるパンツだけ履いて布団を出た。
「とりあえず、俺シャワー浴びてくるわ。」
少し気まずそうな顔をしながら翔太は部屋を出て行った。
こういうことは一度や二度ではない。
別れてからの期間、少しお酒が入って目がさめると翔太が横にいることはしばしばあった。
少し慣れつつあるとは言え、異性である分その所をきちんとしなければならないことは私たちだってわかっていた。
だからこそ、私も翔太もこういう朝はなんとなく気まずいのだ。
一通り服を着て、机に置いてあった携帯に手を伸ばした。
宮舘さんからのLINEの通知が来ていた。
"こちらこそ、とても楽しい時間をありがとう。
また、食事にでも行きましょう。"
時間を見ると、午前7時頃に来ていた。
「早起き…」
"はい、行きましょう!"
そう返信をして、朝食のような昼食のような食事を食べるためにリビングに向かった。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります!渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる*(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです!更新楽しみにしています!がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M(-_^) | 作成日時:2015年12月1日 2時