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ドタドタと階段を降りる音で目が覚めた。
携帯のロック画面を開くと、8:00と表示されていた。
「あぁ、いつもの朝だ…」
そんなこと言いながら、また瞳を閉じる。
これもいつもの事だった。
「しょーたー!もう8:30だよ!?ご飯食べてー!」
そんな叫び声が聞こえて、とびおきる。
いつもなら30分くらいゴロゴロしているだけだけど、今日は寝てしまっていたみたいだ。
「あー、ごめんごめん。」
リビングに出ると、味噌汁とご飯とサラダが用意されていた。
早く早く、と俺を席に導く。
「おはよ!」
「おはよ…元気だな…」
そうかなぁ、と首をひねるA。
Aがいるだけで幸せ。
そんな可愛らしい感情に襲われている事は自分でも信じられなかった。
「いただきます!」
朝からなんてことない話をしながらご飯を食べる。
残すなんて有り得ないから!と、無理やり俺に全部を食べさせたAは満足気に家を出た。
「…ふぅ〜」
久しぶりに朝から大量に食べて、思わず大きく息を吐く。
朝、皿を洗うのはいつも俺の係だった。
久しぶりに皿を洗う感覚に頬が緩んだ。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります!渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる*(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです!更新楽しみにしています!がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M(-_^) | 作成日時:2015年12月1日 2時