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その日、宮舘さんに言われて、千佳を連れて産婦人科に行くことにした。
結果としては子供とかが出来ていことはなく、なんら問題はなかった。
千佳に事情を話し、しばらく会社は休みなと言われた。
「宮舘さんに会社までの送迎は頼めないもんね。」
千佳が本当に心配そうな顔をしながら言ってくる。
「うん。昨日宮舘さんも言ってくれたんだけど、舞台真っ只中だし、申し訳ないけど無理だと思うって。」
千佳はだよねー、っと言いながら、カバンからクッキーを取り出した。
「これいる？元気がない、Aにプレゼント。」
ありがとうと受け取ると、話してくれてありがとう、と千佳は言った。
私は聞いてくれてありがとうと答えた。
「んにしても、宮舘さんなんでちゃんと助けなかったの！っとも思うけど、その後の対応とかがすごく女の子と気持ちわかっててなんとも責められない。」
「いやいや、全力で探し回ってくれて、ちゃんと見つけてくれたんだもん。すごい安心した。宮舘さんが現れた時。」
そう言うと、千佳が言った。
「好きになった？」
さっきまでの心配してる顔ではなく普通の恋バナをするときの顔になっていた。
「よくわかんない。まだ、ただ守ってくれて嬉しくて特別な目で見てる気がするけど、それが好きってことなのかといわれると…」
でも、と、付け加える。
「なんでかわからないけどね、宮舘さんに男怖い？俺も怖い？って聞かれた時に、自分からキスしちゃったの...なんかいま考えると恥ずかしいどうしよう。」
「は！？A大胆！」
そう言いながら大爆笑する。
「新しい恋見つけちゃったってことなんじゃないの〜〜？」
からかうような声を出してくる。
「ま、わかんないけどね！」
私はそう言って、タクシーに乗って宮舘さんの家に戻った。
その日から宮舘さんの家のスペアキーを預かっていて、朝一、それを渡された時とても嬉しかった。
そして、それで家にはいるのは中々幸せな気持ちになることを知った。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
