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待ち合わせは19:00だった。
私が駅に着いたのは18:58。
待ち合わせ場所に5分ほど遅れてしまいそうだった。
待ち合わせ場所も少しわかりにくくて、繁華街でキョロキョロとしていた。
やっと、待ち合わせのお店の前に宮舘さんらしき人を見つけた。
しかしその周りには5人ほどの女の子が集まっていた。
「ファンの子かな…」
その子たちがいなくなるまで、少し離れて待つことにした。
宮舘さんは笑顔で握手をしていた。
初めて見る、彼のアイドルとしての顔だった。
今まで翔太がファンの子たちと会話しているのをあまり見たことがなかった。
たまにファンの子達についてこられてしまっている時はあえて実家に帰ってくれていた。
翔太は家に決してアイドルの渡辺翔太を持ち帰ってはこない。
時計を見ると、19:20ぐらいになっていた。
「思ったより長いなぁ。」
寄っかかっていた柱から少し離れた。
そうすると、トントン、と肩を叩かれた。
「君、1人？」
少し怖めの男の人が2人立っていた。
「いえ、あの、1人じゃないです。」
ちらっと宮舘さんを見ると既にファンの子達はいなくなっていて、周りを見渡して私を探しているようだった。
「ちょっとこっちで一緒に遊ぼうよ。」
そう言って腕を掴まれた。
宮舘さん！
という声が喉まで出かかって止まった。
どこにファンの子がいるかわからない。
翔太が言っていた。
俺たちは今デビューできるかできないかの大切な時期だ、と。
「…みや…だてさ…」
小さく呟くことしかできなかった。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
