【ツイステ】ワケあり女子校生異世界に行く

20話 ページ22

夢主

クロウリー｢なんでもないですよ、気おつけて｣

『はーーい』

その後、私たちは闇の鏡を通って“ドワーフ鉱山”に着いた


デュース｢ここがドワーフ鉱山.....
一昔前に魔法石の発掘で栄えたらしいが.....｣

グリム｢うぅ.....なんか出そうなんだゾ.....｣

と私の腕の中で震えているグリムを撫でる

『大丈夫だよ〜〜』

グリム｢べ、別に怖くわないんだゾ！｣

『って言う割には震えてるよ』

グリム｢こ、これはむしゃむるいなんだゾ！｣

ユウ｢武者震いね...ﾊﾊｯ｣

『そーいえば、茶髪くんと青髪くんたちの名前を聞いてもいいかな？』

デュース｢俺はデュース・スペード。デュースでいいぞ！｣

エース｢俺はエース・トラッポラ。エースでいいぜ！｣

『エースにデュースね、りょーかいりょーかい
私はA』

ユウ｢僕はユウだよ｣

グリム｢オレ様はグリム様なんだゾ！｣

エース｢お前は知ってるからいい｣

なんて話していると古びた家があった。
私たちの寮よりも状態は酷い。

エース｢こんな所に家なんてあるのか。話聞きに行ってみよーぜ｣

ユウ｢だ、大丈夫なのかな...｣

『大丈夫っしょ〜.....っ』


その時、私の頭には洞窟に大きな化け物がいるのが映った。
なんだあいつ.....

ユウ｢Aちゃん！大丈夫？｣

デュース｢おい、大丈夫か!?｣

『へーきへーき...』

あの化け物はなんだったんだろう.....

古びた扉を開けると、そこは真っ暗で、誰かが生活しているという雰囲気ではなかった。

デュース｢誰もいないな.....空き家か｣

『ねぇ、見てみて家具ちょーちっちゃくない？
可愛い〜』

その家の家具全てが小さかった。

テーブル、椅子、階段までもが小さかった。
まるで小人が住んでいたみたいだ。

『(えっと...椅子の数は...7個...か)』

7人の小人.....

『(これどこかで.....)』

って考えていると、グリムとエースがまた喧嘩をしていた。

ユウ｢どうどう.....｣

エース｢お前が逃げなかったらこんなことには...｣

グリム｢まずお前がオレ様を.....｣

『うるせぇー！！』

私はまずエースの元に行きスーパーホールドをかます。

『うるせーんだよ、お前ら！あと、グリムとユウをよくもバカにしてくれたなぁぁぁ！』

グリム｢Aー！やっちまえー！｣

『次はお前だからな』

グリム｢ひっ.....｣

ユウ｢Aちゃん！エースくん顔が青くなってるよ！！｣

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