検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:26,493 hit

"初めまして" ページ27

*




今までの日記を見返していた。
引き出しの奥深くにあった日記。

自分にしては、長く続いている日記。

これは、昨日で最後だ。
でも、書いた記憶が無い。


内容は、どれも御伽噺か?ってほど
魔法やら鏡の中やらなんやら。

どこか、懐かしいような気がする。



所々に出てくるのは"親友"と"ユウ"の文字。

親友、なんて私にはいた記憶が無い。
友人は沢山いるけど、ユウって誰だろう。

刹那、頭に頭痛が走る。

思い出しては行けません、
それ以上踏み込んでは行けません。

そんな声が聞こえた。

トラブルなんてこっちは慣れてんだ。

痛みに抗い、思い出そうとする。
その度に痛みが増す。

ダメだ、これ以上は私が壊れてしまう。

辞めた瞬間に止む頭痛。
はぁはぁ、と肩で息をする私。


顔を洗おう、そう思い洗面所に向かった。

とても酷い顔、そう思った。




突如、鏡が光る。
そこには、ある女の子が映る。

「Aっ!大丈夫!?」

私を知ってるようだ、
でも、私は彼女を知らない。

「どちら様ですか?」

そう言うと、彼女はとても酷く傷付いた顔をした。

でも、泣きそうな顔でこう言うんだ。








「初めまして、!
僕、ユウって言うの!君の名前は?」

??? side→←眠れないほどに



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
設定タグ:twst , ツイステ , 自己満
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - とても楽しく読ませていただきました!更新楽しみに待たせていただきます…! (2020年8月12日 12時) (レス) id: 97d897446f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆみか | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年1月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。