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鏡の中の人 ページ7

*




いつもみたいにメイクも終わって、
最終チェックしようとした時だった。

「A〜!やっとこっち来れたさ〜!」
『ユウ!?!?』


ユウが洗面所に立っているではないか。

「A〜!うわ、触れられるめっちゃ嬉しい。」

『そりゃそうだろ。親に挨拶は?』

「してない」

『しなさい』

「はぁ〜い。」


ユウは親に連絡とかする前に
私の所に来る傾向があるらしい。

「A!写真!ツーショット!」

『いいけど、此処で?』

「うん!」

いや、洗面所でいいのかい?って質問なのだけれど、

まぁ、ユウが気にしてないのならいいや。

はい、チーズ、の掛け声に合わせて
2人でピースしたり指ハート作ったり。

お、よく撮れて、、、ん?

誰、この人。

前髪を上に上げていて、
目の下にダイヤのマークがある。

『ユウ、これ。』

「、、、え、?ケイト先輩、?」

「ピンポンピンポン〜!大正解〜!」

『うわ、またキャラが増えた。』

私の声が聞こえていたのか、
ユウにキャラ言うなってwと言われてしまった。

「ユウちゃんの世界に行き来出来るって知って、今列できてるよ〜ん。」

『人の家の鏡に列を作るな来るなお引き取り願え。』

「え、めっちゃウケる。列とかえぐwww」



そうか、自分で行かなくても
向こうから来れるんだったな。盲点だった。

「初めまして、ケイト・ダイヤモンドだよ〜ん。けーくんって呼んで?よろしくね〜」

『初めましてダイヤモンド先輩。』

「ん〜!まぁ、いっか!」


仲良くしたくないの意思表示なんだが、、、

「ねね、マジカメにアップするように撮っていい?」

『、、、3人で撮ります?』

「撮りた〜い!」

ユウの賛同も得たので3人で撮る事に。


またまた、はい、チーズの掛け声。
みんなでピースする。


うん、?盛れてるのか、?わかんないや。


その後時間になり、2人は帰っていった。
列はどうなったかって?
向こうの学園長が止めてくれたらしい。



感謝しなくてはならないね。

朝起きたら鏡の中→←鏡の中の親友の世界



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(プロフ) - とても楽しく読ませていただきました!更新楽しみに待たせていただきます…! (2020年8月12日 12時) (レス) id: 97d897446f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆみか | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年1月24日 20時

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