呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃 山本の姉の柱様は呪術師になるそうです

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伏黒side

山本は俺の話をずっと黙って聞いていた

俺が顔を埋めているから山本の様子は見えなかったが
山本は優しい手つきで俺の頭を撫でていて
それが受け止めて貰えてるように感じて、心が軽くなっていった


山本は俺の腕の中に収まるくらい小柄で細いのに
俺とは比べ物にならない程に頼もしかった


全てを吐き出して、しばらくそのままの体制でいると
少しずつ落ち着いてきて、俺は山本の手を止めて頭を埋めるのをやめた

山本の羽織には俺の涙の跡と握った跡ができていた

ふ「…悪ぃ」

「謝罪よりお礼が聞きたいわ
　羽織のことなら別に気にしなくても大丈夫だから、ね？」

まるで歳下を慰めるように山本は言った

ふ「わかった…ありがとう、姉k…！///」

俺は山本の様子にやられたのか
山本のことをつい、姉貴と呼ぼうとした

「あらあら…」

そんな様子の俺に山本は
すこし嬉しそうな笑顔をしていた

「ふふふっ、もっとお姉ちゃんに頼ってくれていいのよー恵」ニコッ

ふ「やめろ！」

山本は悪ノリをしてそんなことを言った

その姿は妙にしっくり来て
少しだけ悪くないと思う自分がいた


家入さんのところに着くと、何故かそこには五条先生と夏油先生がいて
山本を見て驚いた後、俺を見てニヤニヤし始めた

家入さんに傷を治してもらっている間
山本は先生たちと話していた

げ「A帰ってきたんだね」

ご「おかえりー！A
　お土産とかってある？」

「あるわよ〜
　五条先生、甘いものが好きだって言ってたからオススメのお菓子を買ってみたの」

ご「へぇー、それは楽しみだね」

し「…もしかしてその子が、昔夏油に薬をあげたって子かい？」

山本の名前に家入さんが反応した

げ「そうだよ」

し「へぇ…あの味を変える薬、あんたが作ったの？」

家入さんは山本の全体を眺めた後にそう言った

「？えぇ、私が作りましたよ
　味覚修飾植物を使って作ってるんです
　欲しいなら、いくらでも差し上げますけど…」

し「いや、私は大丈夫だ
　話はこのクズ共から聞いてたけど、想像以上だな
　武道に薬学に医学に語学に教鞭までできて、その上口もだいぶうまいらしいじゃないか
　上の奴らが怯えるのも納得だな」

家入さんの言葉に俺は驚いた

ふ(Aが凄いのは知ってたが、まさかここまでとは…)

「私なんてまだまだですよ
　その証拠に、先生達は私と煉獄に内緒でいろいろしてるみたいですしね …後で話してもらいますから、そのつもりで」ニコッ

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