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五条side
ご「もしかして、何かあった？」
「…あまりにも伏黒君が辛そうだったから、話を聞いたの…そのときにお姉さんのことを教えてくれたのよ
伏黒君はもう私の大切な子だし、伏黒さんにも蝶屋敷の子達がよくお世話になっているから何か力になりたいと思ってねぇ…」
僕は恵がAに津美希のことを話していたことに少しだけ驚いた
悠仁や野薔薇にすら話していなかったのに
2人よりもまだ関わりのないAに自分の苦しみを吐き出すとは思わなかったからだ
ご(そういえば、傑も初めて会ったはずのAに自分の苦しみを話したんだっけ
Aには、そういう感じの何かがあるのかな)
「あのときの伏黒君、すこしだけ昔の夏油先生に似てたわ
なにかの弾みで壊れてしまいそうだった…優しい子ほど脆くて儚いわ」
げ「脆くて儚い、か…
その割に、Aは強そうに見えるけど」
傑がそう言うと
Aは一瞬、目を見開いた
「…夏油君には私が優しく見えるのね
残念ながら、私は優しくなんてないわよ〜
私は伏黒さんが言ってたみたいに冷酷無慈悲な冷たい心の持ち主なのよ？それは夏油君もよく知ってるはずでしょう？」
そう言っているAはいつもより大人に見えた
げ「それでも私にとっては君は優しい子だよ
たしかに考え方は冷酷無慈悲で残酷なイメージだけど、それ以外は優しいじゃないか
恵くんのことだって、どうせ君から話を聞いてあげるって言い出したんだろう？」
ご「へぇ…たしかに、それは優しいね〜
他にも、野薔薇たちに気を遣ってくれてたりもするよね！
老害どものところに行ったときも後で僕たちが面倒ごとに巻き込まれないように、自分1人で解決しようと頑張ってくれたし！
ほんと、Aは優しい良い子だよ」
そう言いながら僕はAの頭を撫でた
頭を撫でて見て
初めてAがそれなりに小さい少女だということに気がついた
Aはいつも大人っぽくて落ち着いていて、年相応とは言えない様子をしていたから気づけなかったのだろう
頼もしすぎるAの背中は決して大きいものではなくて、むしろ彼女が背負っている重荷にはあまりにも小さすぎる
ご(杏寿郎があんなにAを心配している理由がなんとなくわかるなぁ…
いつか、僕にも頼ってくれたらいいのに)
頭を撫でられて頬を赤く染めているAを見ながら僕はそんなことを思った
ご(…てか、赤くなってる姿普通にかわいいな)
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ルカ(プロフ) - ユキにゃさん» 指摘してくださりありがとうございます。返信が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。 (2021年4月16日 1時) (
レス) id: d00150d434 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - ユキにゃさん» たぶん「足して2で割る」は、カナエ（例 4)+しのぶ（例 6）÷2=5って感じで同じ数字同士（同一人物）じゃなくて違う数字同士（別々の人物）的なやつかと。でも設定の「足して2で割る」は私の甘えでしてしまった物なのでしっかり修正させて頂きます。 (2021年4月16日 1時) (レス) id: d00150d434 (このIDを非表示/違反報告)
ユキにゃ(プロフ) - カナエとしのぶを足して2で割ったら結局元通りになりませんか。たまにそういう足して2で割るって言う人いますが、意味不明です。普通に二人に少し似てるとかで良いじゃないですか。小説は面白いのに勿体ない。 (2021年3月17日 13時) (レス) id: 3c1a2ed83c (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください！ (2021年2月16日 13時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 今1のお気に入りです！ (2021年1月17日 9時) (レス) id: c4f4a3849e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作成日時：2021年1月1日 5時
