検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:14,478 hit

103 ページ9

吉野side

く「どういうことよ、吉野」

よ「だって津美紀さん、今蝶屋敷にいるから」

い/く/ふ「「「はぁっ!?」」」

僕の一言に3人が声を合わせて驚いた


よ「伏黒くん、やっぱり知らなかったんだ…;;」

ふ「ちょっと待ってくれ…どういうことだよ」

よ「師範は対術式用の特別薬を甚爾さんに渡してるんだ」

く「それは見てたから知ってるわよ」

ふ「まさか…!」

よ「甚爾さんはそれを津美紀さんに使ったんだよ
 そして目覚める間の津美紀さんの身柄と目覚めてからの一生を蝶屋敷が守護することになったんだ
 甚爾さんと師範はそれなりの仲みたいだし、師範は伏黒くんのことを心配してたからすぐに決まったらしいよ」

い「やっぱスッゲェな…山本」

僕の話を3人は目を見開きながら聞いていた


よ「師範がここまでするのは自分の懐に入れた人だけだけどね…;;他人に対しては冷酷無慈悲で残酷な人だよ
 まぁでも、その分蝶屋敷の加護は五条先生より安全だから安心して
 武力も権力も知識力も社会的地位も、蝶屋敷に敵う相手なんて存在しないから」

ふ「…ありがとな」

よ「お礼は師範に言ってよ
 僕は何もしてないし、というかむしろ僕も伏黒くんと同じ助けられた立場だからさ」

ふ「オマエ、ほんと山本のこと尊敬してんだな」

よ「あの人は僕の唯一無二の存在だからね
 さぁ!津美紀さんの安全が確保された訳だし、津美紀さんたちの仇を取ろっか!
 ちゃんと殺してあげないと不公平だ」ニコッ

僕がそう言うと
何故か3人がコソコソしだした


い「やっぱ順平、山本に似てきてるよな」

く「笑顔でどぎつい言葉言ってるとことかまさにAって感じよね」

ふ「オマエらマジで山本にどんなイメージ持ってんだよ…;;」

津美紀さんの安全が確保されているお陰か
さっきよりも伏黒くんの表情は柔らかく、3人はいつもの雰囲気に戻っていた


ふ「…行くか」

僕たちは伏黒くんの合図とともに川を渡った

渡った瞬間現れたのは洞窟のような空間で
モグラ叩きのモグラみたいな呪霊が天井の穴から顔を出していた


よ(へぇ、これが領域か……っ!)

僕は感じたことのある気配を後ろから感じて
反射的に振り返り、勢いよくソレを突いた


い「順平!」

よ「たぶん外に似た奴がもう1体いる!
 だから、この領域の呪霊はお願い!」

僕は3人にそう伝えてさっきの呪霊が出てきた穴から
その呪霊を押し込みながら外に出た

よ(コレは僕の失態だ…!早くどうにかしなくちゃマズい!)

104→←102



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
341人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , REBORN , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください! (2021年5月25日 17時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルカ | 作成日時:2021年5月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。