忍術学園の七年生！！！ (ページ9)

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文次「グズグズしてる暇はない！よし！明日に備えて鍛錬するぞ！着いてくるんだ伏木蔵！」

伏木「ス、スリル〜...」

文次郎と伏木蔵かぁ...うちの可愛い可愛い後輩の伏木蔵が鍛錬バカの元へ...

滝夜「よ〜し、私とコンビを組めるとは怪士丸くん。君はとっても幸せ者だよ！」

怪士「は、はい。」

怪士丸と滝夜叉丸か。怪士丸...頑張れ...

乱太「滝夜叉丸先輩とコンビ大変そう...」

不破「確かになぁ...でも怪士丸しっかりしてるし滝夜叉丸の面倒もしっかり見てくれるんじゃないかな〜？」

乱太郎「あ、滝夜叉丸先輩が面倒みられる側なんですね...w」

乱太郎と雷蔵のコンビはホワホワしてんなぁ〜

平太「A先輩、」

周りの様子を見ていたら平太に話しかけられた。

『どうした？』

平太「僕達これからどうします？」

『ん〜そうだなぁ〜。とりあえず、私の部屋に一緒に行こうか。そこで作戦会議だ。』

平太「はい」

私は平太を撫で手を繋ぎ部屋に向かった。

部屋に着くと平太は床にちょこんと私と向き合うようにして正座をして座った。

『そんな、かしこまらなくていいのに。あぐらとか楽な体勢で座ってよ。私たちはコンビなんだから、ね？』

平太「わ、分かりました...」

『平太は暗いのとか怖いのが苦手なんだよね？』

平太「はい...」

『じゃあ、もしもルート指定が内容なら明るい道を通ろうか。』

平太「その方が助かります...で、でも僕大丈夫かなぁ...僕ビビりだし...先輩の足でまといになっちゃいますよ...」

『そんな事気にしないで。もしも怖いことがあったら私が平太を助けるから。』

私は涙目の平太の頭を撫でた。

『よし、作戦会議と言ったが、詳しい詳細がきのこ岳の頂上に行くって事位しか分かっていない。さっきも言ったがルート自由なら明るい道を行けるけど、課題や仕掛けがあるとなると厄介。暗い道を通ったり洞窟を通らなきゃ行けない可能性も出てくる...』

平太「ひぇ...でも僕頑張ります...」

『無理はしないでね。』

こんな感じで緩く話しながら、もしもの時の対策法を平太と話し、夕飯を一緒に食べた。

『んじゃ、平太、明日の朝、校門前に集合ね。』

平太「はい。おやすみなさい」

『うん、おやすみ』

最初より、表情の緊張が和らいだみたいだ。
ま、きっと明日になったらビクビク平太再来すると思うけど。

とりあえず平太を守れるように武器は色々仕込んでおこう。