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『って事があって、是非会ってみないか?きっと乱太郎にも正t...正子にもいい刺激になると思うんだよ。』

私は乱太郎が描いた絵を正子(正人)に見せた。

正人「すごく気になりはしますが、今じゃなくてもいいのでは?Aさん。店長、少し休憩貰っても?」

店長「あぁ、いいよ。」

正人「ありがとうございます。こっち来て...(ボソッ)」

正子さんの姿の正人に手を引かれ人気のない場所に行った。

正人「A、よく私の居場所分かったな。誰かから聞いたのか?」

『いや、正人の気配探してきた。』

正人「そうだった...Aの空間認覚、尋常じゃないの忘れてた...」

『でも驚いたよ!正人の気配追って来たら、知らない女の人だったから。また女装上手くなったんだね。でもごめんな、忍務中に...私知らなくてつい。』

正人「正直焦ったというより、びっくりしたけど、大丈夫。ところで本当にその絵を一年生が?」

『そうなんだよ!猪名寺乱太郎という子なんだけど絵が得意で私のことを描いてくれたんだ。』

正人「はぁ...すごい...是非とも会いたいなぁ。」

『ほんとに!?でも、まだ忍務残ってるんじゃ?それに絵師の仕事も...』

正人「忍務は今日で終わる。絵師の仕事も明後日なら休みだ。そっちがいいなら明後日、昼頃忍術学園に行くよ。」

『明後日は乱太郎と会う約束してるから丁度いい!わかった待ってるね!』

正人「あぁ。気をつけて帰るんだよ〜。」

〜当日〜

私と乱太郎は校門の前で正人を待っていた。

乱太「正人さんて見た目どんな人なんですか?」

『え?元忍術学園一の美男子で女装のプロ。あ、来たぞ。おーい!』

正人「一昨日ぶりだな。いや〜まだ卒業してから3ヶ月しか経っていないがこの空気が懐かしい...」

『また戻ってきて一緒に七年生してもいいんだぞ〜』

正人「いや、それは遠慮する。あ、君が乱太郎君かい?」

乱太「はい!猪名寺乱太郎です!今日はお忙しい中お越しくださりありがとうございます!」

正人「しっかりしてる良い子だね...」

『でしょ!?良い子なのよ...!あ、そうだ、正人ご飯食べた?』

正人「いや、食べてない」

乱太「よかった!それなら私たちと食堂でおばちゃんのランチ食べながらお話しましょう!」

正人「食堂のおばちゃんのランチ...ぜひ」

『よし、そうとなったら食堂に行こ〜!』ドスッ

落とし穴に落ちた。

正人「あぁ、今もAの不運は健在なのね。」

『あは...w』

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作者名:はるか | 作成日時:2022年12月30日 17時

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