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なんか2日前くらいから留三郎がすごく見てくる。
話しかけもせずにただひたすら見てくる。

『留三郎』

留三「!?かこまねなたこな」

『何言ってんだ?』

留三「あっいえ!なんでもないです。」

『あ、そうだ、留三郎この後暇か?』

留三「暇です!めちゃくちゃ暇です!鍛錬ですか!?」

目を輝かせて勢いよくそう言ってきた。

『よ、よく分かったな...鍛錬するんだけど...どうしてそんな目キラキラしてるんだ?』

留三「気のせいですよきっと。」

あ、戻った。留三郎が言うなら気のせいなのかな...

『鍛錬のサポートお願いしていいか?』

留三「わっかりました!」

そして、留三郎を担いでスクワットをし、足を抑えてもらって腹筋をして

『留三郎、私の上に寝てくれないか?』

留三「きた...ボソッ」

『ん?なんか言ったか?』

留三「なんでもないです!こうですか!?」

『もっと力抜いていいぞ。』

留三「はい!」


〜留三郎side〜
皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは、食満留三郎です。
今、私はA先輩の上に仰向けで寝させてもらっています。ケマトメです。

ついに私にも幽体離脱寝を経験する時が来ました。

確かに、この一定のテンポで揺れる感覚それに加えて背中に伝わるA先輩の熱。皆が寝る理由がわかる気がする。

確かにこれは眠く...Zzz

〜Aside〜

このトレーニングほんといいな!みんな気づいたら完全に脱力してくれていい負荷がかかる。最高だ。(脳筋)

『498...499...500っと...留三郎寝てる...』


〜伊作side〜

伊作「ふふっw留三郎幸せそう。」

1人だけ幽体離脱寝って名前も体験もした事ないって気づいた時すごい寂しそうだったもんね。

伊作「良かったね、留三郎w」

僕は部屋から掛け布団を持ってきて上に掛けてあげた。

〜四年生side〜

平「A先輩恒例の幽体離脱寝だ...」

喜八「本当だ〜。今日は食満先輩だね。」

三木「A先輩うつ伏せで寝て大丈夫なのか少し心配になるけどね。」

タカ「たまに顔面しっかり砂利に埋もれてたりするからねぇ〜。」

浜「ま、誰かしら見てて生存確認してるから大丈夫そうですけど。」

タカ「気持ちよさそうに寝てるから起こせないよね。実際本当に熟睡しちゃうし。」

三木「あの感覚、不思議ですよね。なんでだろ...」

浜「赤子の寝かしつけの動きに近いよ〜な」

四年−浜「「「「あぁ〜!!」」」」

Aに無意識で赤子のように寝かしつけられていた彼らであった

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作者名:はるか | 作成日時:2022年12月30日 17時

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