❀51日目 ページ3
『うーん…どっちがいいと思う?』
「えっと…ピンク…??」
『うん俺もそれがいいと思ってたよしこれにしよう
Aちゃんの浴衣決まったね…!!』
そう、私の浴衣を決めてもらってたんだけど…
私より悩んでなかった???
何で悩んでたかって言うと…
大きな水玉模様が散らばっているパステルイエローの浴衣と
ストライプ柄の淡いピンク色の浴衣でどっちがより私に似合うか
眉間に皺を寄せながら悩んでくれて…
え、あのイケメンにめちゃくちゃ図々しいことしてない!?
「浴衣選んでくれてありがとう…!!
さとみくんも浴衣買いに来たの?」
『…そうじゃん!!俺も買いに来たんだわ!!』
「じゃ、じゃあ!さとみくんの浴衣、私が選んでもいい…?」
『…!!選んでくれるの?』
「私のも選んでもらったし…お返しとして…?」
『ふふ、嬉しい』
微笑んだ顔が眩しすぎて直視出来ないので
早めに浴衣を選んで微笑んでるこの顔をどうにかしないと…
「おぉ…かっこいい…」
『んー?どれー?』
「あ、えっと…これ」
『お、色めっちゃいいじゃん…ちょっと試着してみるね』
「じゃあ私はもうちょっと探してくるね!着替えれたら呼んで」
『1番に見せるわ』
やっぱり黒かっこいいよなぁ…
あと何があるかな
さとみくんが試着してる中、他の浴衣も見ながらさとみくんが出てくるのを待った
『Aちゃん出来たよ』
「わ、楽しみ…!」
『じゃーん…どう?』
「…ッ!」
かっこいい…
髪セットしてなくてこんなにかっこよくなるものなの…?
なんだこのイケメンは…
イケメンは何もしなくてもイケメン自体が国宝級だから変にキメなくてもカッコイイってこと…??
『あの…お姉さん??』
「…あ、とってもかっこいいです!」
『…ほんと?』
「うん!本当にかっこいい」
『んふふ、そっか笑』
さらに微笑まないで…!
眩しすぎて私も店員さんも溶けて砂になっちゃう…!!!!
ことは無く、無事にお互い浴衣を買って
ちょうどお昼時だったのでせっかくならとお昼も一緒に食べることになった
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ネコ日和。 - 続編おめでとうございます!!🎉なんか…読み進めていくたびに、夢主ちゃんまでもが性格イケメンになりつつある。最高。彼らが結ばれるその時まで、きちんと見届けます✨ (2022年9月26日 18時) (レス) @page5 id: 18b130b5d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉衣沙 | 作成日時:2022年9月23日 19時