隣の席の眉目秀麗〜笑う姿は魔王様〜【2】

❀59日目 ページ11

『お、りんご飴あった』
「さとみくんは何飴にするの？」
『うーん…ぶどう飴…うわ全部食いてー…』
「マスカットとぶどう買って一緒に食べる？」
『…!!!!!食べる！食べさせていただきます！！』




りんご飴とマスカット…あ、みかんもある





結局全種類買ってお互いに食べることに…






「わぁ！みかん美味しそ…」
『めっちゃいい匂い…Aちゃんどれ食べる？』
「うーん…みかん貰っていい？」
『んふふwいいよ。はい、あーん』
「…！あ、あーん…」




イケメン…あーん…
イケメンが…あーん…
イケ、イケメン…




あーん!?!?!?





あ、みかん美味しい…





『みかん美味しい？』
「うん…ほんと美味しい…」
『じゃ俺マスカットもーらお』
「次どこ行こうかな…」





さとみくんがマスカットを食べてる間
ほかの屋台屋さんを見ていると…





？「あー！！！Aちゃん！！！！」
「？？？」
『あ？あー！お前！！！！』



呼ばれた方向に体を向けると、そこには莉犬さんところんさんが





ころん「Aちゃん浴衣姿可愛すぎ。ね、僕と回ろうよ」
莉犬「いやいや、ころちゃんと歩いてる方が怖いでしょ。ね、俺と一緒に花火も見ない？」
『こらこらこら邪魔するなって』
莉犬「へいへーい…あ！でも花火は一緒に見ようね！
さとちゃんここの場所来れる？」




そう言って莉犬さんは私たちに地図を渡してころんさんを引きずって行ってしまった

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