100話 ページ18
そしてその日の夜、太宰とAはQの奪還の為に森の奥の山小屋を目指し歩いていた
A「なーんーでー私も来ることになったのかな？」
太宰「だって、最近Aちゃんと任務してなかっただろ？」
A「確かにそうだね、でも、誘ってくれるなら、私の睡眠時間を削らない時間帯の任務が善かったなー」
Aは頬を膨らましてムスッとした表情で太宰に云った
太宰「じゃあ次からそうするよ(頬を膨らました表情も可愛い////)」
そんな話をしながら真っ暗な山道を歩いていると、一軒の山小屋が見えてきた
太宰「あれがQの監 禁施設か」
そう云って、小屋に近づこうとする太宰の袖をAが引っ張った
太宰「如何したんだい？」
Aは真面目な表情で云った
A「……囲まれてる…」
そうAが言った直後、二人は眩しい光に包まれた
？「こんばんは。うちの作戦参謀は敵行動の予測が得意なもので」
ジョン・スタインベック
＿＿能力名「怒りの葡萄」
目が眩しさに慣れてきた二人は声のした方を振り向くと銃を持つ異国人達に囲まれていた
組合の構成員達だ
太宰「……罠か」
A「治君下がって、此処は私が」
太宰「大丈夫だよ、」
と云って太宰はAを止めた
太宰は敵に囲まれているにも関わらず余裕の表情だった
A「大丈夫って何が……ん？」
Aは上空に何かが浮かんでいるのに気づき、其方に目を向けると上空に大きな岩が浮かんでいた
A「…………………え？」
そして、その直後その岩が組合の一人めがけて落ちてきた
ドゴォッ！！
岩は組合の一人に当たった後も止まることなく凄まじい音で地面を抉っている。そしてその岩の上に人影が見えた。
組合の構成員達はその人影に気づくと一斉に銃を乱射し始めたが、
岩の上の人物に銃弾が触れると銃弾は威力をなくしその場に落ちていった
その光景を見て太宰は溜息をつき、Aはポカーンとしている
岩と一緒に降ってきた人物は組合の構成員を倒していく
「最初に云っとくがなァ、この塵片したら次は手前だからな？」
そう言って太宰を指さし、山積みされた構成員の上に立つ人物は中原中也だった
太宰「あーあ、やっぱりこうなった。だから朝から遣る気出なかったのだよねぇ……」
太宰は物凄く嫌そうな顔をしていた
A「あ、そーゆことね」
Aはやっと今起きた事の状況についていけた様子だった
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トランプの化け物(プロフ) - ユルルルークさん» ありがとうございます!!!!これからも頑張ります!! (2018年9月1日 17時) (
レス) id: 0c97056075 (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク - このシリーズめちゃめちゃ面白い!!!!!これからも読まさせていただきます!!!応援してます!!!!!(∩´∀｀)∩ｶﾞﾝﾊﾞﾚ (2018年9月1日 12時) (レス) id: 648139b792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トランプの化け物 | 作成日時：2018年7月23日 13時
