側杖スマイル！ ページ23
｢ってわけで、学園長。いいですよね？｣
｢まったく感動的な話かと思って期待私が馬鹿でした。
いいでしょう。予定通りサバナクロー寮の大会出場を許可します。
まぁ、学園としても、大会当日にこのような不祥事が世界中に生中継されるのは避けたいところですしね｣
.｢大人の事情がダダ漏れてますよ学園長｣
｢ゴホン！さあ、観客のみなさんが選手の入場を待ちわびてますよ。早く準備を｣
あっさりと事がまとまり、緊張感も熔け、各々が準備に動きだした。
私もやっと地面から腰を上げて、砂を払っていると、
｢……俺、あんたのこと許したわけじゃねーからな｣
｢あァ、そうかよ｣
ラギー・ブッチとレオナ・キングスカラーが私の目の前で対峙して険悪ムード。
頼むから、目の前でバチバチすんのはやめて欲しい。ここでまた暴力沙汰とかになっても、止められるわけが無い。もう他所でやれ他所で見えないとこで。
そう思いつつ、ヒヤヒヤしながら双方を見てると、ラギー・ブッチがにやりと笑った。
｢でも、……何でッスかね。そんなふうに情けない顔したあんたは見たくねーなって思っちゃうんッスよね。あんたはいつもみたいにふんぞり返って、ニヤニヤしてる方がお似合いッス……こんな風に！そら、『
ラギー・ブッチが自身のユニーク魔法を使うと、2人して自分の頬を引っ張り、無理やり口角を上げている。
｢
｢シシシッ！
｢
ラギー・ブッチはともかくこれをレオナ・キングスカラーがやっているのはなんとも奇妙な光景。
『うっ、わ……』
｢
『は？今なん……
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トランプの化け物(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます!!!!!┏○ﾍﾟｺｯまだまだ2章ですが、約300ページもあるものを一気読みしていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2023年1月8日 23時) (
レス) id: cf0e2ef387 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしてしまいました！更新頑張って下さい、楽しみにしてます！ (2023年1月1日 23時) (レス) @page5 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トランプの化け物 | 作成日時：2022年12月19日 17時
