陽光スタンバイ！ ページ14
作戦が決まった。
みんなは、あのブロットの化身とやらに集中攻撃をけしかける。
私とラギー・ブッチは箒に乗って空中で待機、太陽と重なる位置で留まっていれば、地上からは後光でこっちはみえないから、その位置で隙ができるのを待つ。
そして、隙ができた瞬間、死角ギリギリの背後に迫って、私の糸の魔法でマジカルペンを奪う。
私たちは既に定位置につき、様子を伺っていた。
｢勝負は一発ッス｣
念を押す声が背後から聞こえる。ちらっと後ろを見ると、ラギー・ブッチは全神経を集中させていて、瞬間を今か今かと見つめていた。
本人は痛くないのか全く気にしていないが顔にも切り傷があって、もちろんさっき掴まれた腕はひび割れて血が滲んでる。
疲弊してるようにも見えるし、魔力も…
｢ちょっとちょっと、君が見るのは俺じゃなくって、あっち！｣
『ぐへっ』
まぁ、人の顔を鷲掴みできるなら大丈夫かな……
その後しばらく目を凝らして下を見ていると、突然ドカンッと魔法同士の衝突で煙幕が上がった。
｢行くッスよ！｣
それを合図に箒は真っ直ぐレオナ・キングスカラーへと向かい、私もマジカルペンを構えた。
(おまけ)
定位置に着く前……
｢…………言いたいことは山っっっほどあるけれど、他に方法もない。くれぐれも！無理だと思ったら即退避するんだよ｣
リドル先輩の言う山は大気圏を突破してんだろうなぁ……
｢A！返事は！？｣
『あ、はい寮長！』
｢おめぇの寮はオンボロ寮なんだゾ！｣
.｢寮長さんも満更でも無い顔しないでもろて｣
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トランプの化け物(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます!!!!!┏○ﾍﾟｺｯまだまだ2章ですが、約300ページもあるものを一気読みしていただけて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2023年1月8日 23時) (
レス) id: cf0e2ef387 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ面白くて、一話から一気読みしてしまいました！更新頑張って下さい、楽しみにしてます！ (2023年1月1日 23時) (レス) @page5 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トランプの化け物 | 作成日時：2022年12月19日 17時
