臆病悪魔と愉快な我々たち (ページ6)

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sya side

sya「いや言っとらん！言っとらんてオイ…！」

「だーっもう！なんやねんこの空間めちゃくちゃや！！」

「えー加減にせえよキモメガネ！！」

どうなっとるんやこれ…
こんなん、らちがあかんやん！！

？「シャオロン…と言ったかな」

「どうやら君には秘められた才能があるようだ」

sya「…え？」

？「この学園を統治する組織に興味はないかね？」

俺が…？
生徒会に！？

sya「は…ッ」

「はいッ！！！」

？「…ご快諾いただき心から感謝する」

「シャオロン君、ウツ君、そしてA君」

「君たちを新団員として歓迎しよう」

「さあ座り給え。遠慮はいらないよ」

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you side

ut「………」

sya「え…」

「あの…何か…」

シャオロン君たち、想像してたのと違う…って顔してる……
ここが「なんの師団」か分かってて来たわけじゃないのかな？

ut「会長は…！？麗しの君はどこだ！？」

sya「え…えっと生徒会って…意外と予算カツカツなんですね」

？「…生徒会？」

「はて何の話かな」

sya「えっ？」

？「ここは私が団長を務める…」

我々師団だ

ut「われ…え？」

sya「なにそれ…」

団長「我々師団とは！〜〜」

1度聞いた説明をもう一度聞くのは私の精神に少し堪えがたいので、簡単に言うと

混沌と破壊をもって学園を統治する革命集団です！

団長「ちょうど団員を募っているところだったのだ」

「実に幸先がいい！」

シャオロン君たち放心しちゃってる……
勘違いして来ちゃったんだろうなぁ…

あ、逃げようとしちゃってる…

『シャオロン君！ウツ君！こことてもいい師団だよ？一緒に入団しよう？』

sya「ダメや大先生！Aがもう毒されとる！」

ut「Aちゃーーんッ！！目ェ覚ましてやーーッ！！」

ここの先輩たちや団長のグルッペンさんもいい悪魔なのに…

gr「同志よ！共に戦おう！」

「この悪魔学校の…いや…」