何故ほぼ毎日 ページ9
次の日も…その次の日も……またまた次の日もアルフレッドさんは家に来る。
こないだに至っては……
・〜回想〜
「(ん……朝か)……んんん〜……ん゙!?」
布団から起きて伸びをして目を開けた時だ。
米「Good morning!」
・
起きたら部屋の中に居るんだもん……何時から居たんだよ。
てかガッツリ寝顔見られた!!恥ずかし……
そう思いながら居間に向かうと……
米「Hello!A」
分かってたよ、来てるのなんて分かってましたよ!
「質問いいですか?」
米「ん?なんだい?」
「アルフレッドさんはほぼ毎日家に来てますよね?」
米「そりゃAに会いたいからね!」
「貴方、国(イエ)の仕事はどうしてるんです?」
そう、1番の疑問はコレだ。
この人は何時仕事をしているんだ?
米「それなら普通にやってるぞ!俺はPCやスマホ,タブレットがあればどこでも出来るんだぞ!」
現代っ子ですね〜。お婆さんの私には着いていけない。
「急な会議が入った場合はどうするんです?」
米「オンラインでするから大丈夫だぞ!」
「……若さって凄いです」
と言いながら向かいの座布団に座り新聞を読む。
読んでる最中にアルフレッドさんは驚きの言葉を言う。
米「君も結構若いじゃないか!」
ほぉ、そう見えるか。
私は新聞を一旦閉じてアルフレッドさんに言った。
「アルフレッドさん、見た目はそうかもですけど…実際私は結構なお婆さんですからね」
腰痛も酷いし…走ると息切れしますし、物忘れしますし…立つ時なんて“どっこいしょ”って言わないと立てないし。
と笑いながら話してると、
米「それでも君はキレイな女の子なんだぞ!守りたくなる位ね」
顔を近付けながら私に言った、お世辞でも嬉しいけど……
「顔近いです」
右手でアルフレッドさんの顔をグイッと押し、少し距離を置かせた後再び新聞を読む。
「そう言えば、兄さんはどこかへ行ってるんですか?」
米「ポチの散歩だぞ!ねぇA〜、新聞読んでないで俺と遊ぶんだぞ!」
「お1人でどうぞ、私は新聞読んでる最中なので」
チラっと彼の顔を見ると、やっぱり分かりやすい様に落ち込んでる。
「はぁ……新聞読み終えたら付き合いますので、先にゲームでもして下さい」
新聞を閉じ、ゲームのコントローラーを渡すと彼は喜んでゲームを開始した。
さて、新聞の続き読も。
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渚(プロフ) - 粟雨さん» 面白いと言って貰えて嬉しいです!ありがとうございます! (2021年9月2日 21時) (レス) id: 9dd9702176 (このIDを非表示/違反報告)
粟雨(プロフ) - すっごいおもろいです!毎日楽しみにしてます!頑張って下さい。 (2021年9月2日 19時) (レス) id: 405b174d44 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 蟻籠さん» わわっ!大好きと言ってくれて嬉しいです!!更新頑張っていきますね (2021年8月21日 16時) (レス) id: 9dd9702176 (このIDを非表示/違反報告)
蟻籠(プロフ) - 大好きです!めりかわ…。更新、頑張ってください! (2021年8月21日 16時) (レス) id: 97f7efefc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渚 | 作成日時:2021年8月18日 17時